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2022.06.11 Saturday
SNSの後始末
こないだ亡くなった友人の誕生日のお知らせが来た。
Facebookをやっていたのだ。 家族は気づいているのだろうか。 気づいていても、パスワードがわからないのだろうか。 SNSで繋がっている元の会社の人たちは、ほぼ亡くなったことを知っていると思う。 それ以外の学校時代の友人やその他の人たちはどうなんだろうか。 コロナだったから、家族葬で葬儀されて、後でお知らせが来た。 ぼくはずっと年賀状をやり取りしていたから、お知らせが届いたのだろう。 彼のタイムラインを見たら、何人か誕生日おめでとう、というメッセージがあった。 Facebookが自動的にメッセージを送信するのだから、知らなくても仕方がない。 彼は亡くなりました、というメッセージを送るのも憚られた。 見ず知らずの人から聞いてもなあ、と思う。 家族がわかっていて、残しているという可能性もある。 SNSは始めるのは簡単でも、終わるのは難しい。 ちゃんと意識がある間に、終わっておくことが必要だ。 SNSのアカウントも終活しないといけない。 Facebook、Twitter、Instagramなどは、ぼくはほとんど見ているだけだから、アカウント削除はすぐできる。 ややこしいのはGoogleだ。 検索エンジンだけではなく、Gmail、カレンダー、ドライブなどを使っている。 意識がある間に、アカウントを削除するか、遺言が必要だろう。 それとも、信頼できる誰かに、アカウントのパスワードを伝えておいて、削除してもらうことが必要だ。 2段階認証とかもあるので、ややこしいと思うが…。 本人確認が厳しくなればなるほど、亡くなった後の削除は難しくなる。 でも、亡くなった人の誕生日を伝えられてもなあ…。 |
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