考えたこと2

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ギター 3
大学に入ってからは落語研究会に没頭した。
落語をするか、ギターにするか、迷ったのだが、結局落語を選んだ。

というわけで、ギターはあまり弾いていなかった。
でも、2回生の冬に楽器店で成人式セールをやっていて、そこで2万円くらいのバーゲンで、グレコのレスポールモデルを買った。
通称、ニセポール、というやつ。
これが最初のエレキギターだった。
でも、アンプを買ったわけでもなく、そのギターはそんなに熱心に弾かなかった。

総じて、大学4年間はギターをあまり触らない時間だった。
落語と下宿の友達とホンダのN360という、友人3人で5万円で譲ってもらった車に時間を使った印象。

黒のレスポールは友人に譲ったはず。
そして、就職してやっとお金ができて、当時高中正義が弾いていたヤマハのSGというモデルの廉価版を買った。
高中の弾いていたのはSG2000というモデルで、ボディとネックが一体になっているもの。
ぼくが買ったのはSG1000という、普通のエレキギター。
ボディとネックは別の部品になっていて、接着している。
とはいえ、廉価版といっても10万円もしたので、清水の舞台から飛び降りる決意で、神戸ヤマハで買った。
これをずっと家で弾くことになる。

時代はシンガー・ソング・ライターを経て、ニューミュージックになっていた。
大学時代に山下達郎、荒井由実、竹内まりや、ハイ・ファイ・セット、角松敏生などが出てきて、今のJ-POPの草分けの時代。
洋楽では、クロスオーバーとかフュージョンなどのインストものや、黒人のダンスミュージック(ソウルトレイン系)、アダルト・コンテンポラリーというジャンルにのJDサウザーやボズ・スキャッグスなど、その時々の流行りの音楽を聴いていた。

20代で就職して以降はもっぱらSG1000。
騒音問題でアンプはつながず、エフェクターとミキサーをつないで、レコードや音源に合わせて弾き、ヘッドフォンで聞くというやり方。

ギターの手入れなど全く仕方もわからず、やたら弦高を上げて弾いていた。
今なら押さえにくく、左手がつらいのだが、あの頃は若かったから気にしなかった。

仕事も忙しかったり、子供もできたりして、時折ギターを触る日々が続いた。

80年代、90年代はシンセサイザーの時代でもあった。
新しい楽器がどんどん出てきた。
それにも興味があって、キーボードマガジンなども買って、新しい機種が出るたびに調べていた。
モノフォニックから、ポリフォニックへ。
半導体やメモリ、CPUが進化するたびにシンセサイザーも進化した。

ヤマハのDX-7というデジタルのFM変調を使ったシンセサイザーは一世を風靡した。
音作りは難しかったようだが、DX-7のプリセットの音はレコーディングでも使われていたなあ。
あれは名作だったと思う。

そんな時に、ギターシンセサイザーというのが出て、すぐに飛びついた。
カシオのPG300というもの。
これはギターとシンセを一体化していて、直接シンセ音が出るもの。
ピックアップを後付けして、その振動からピッチを検出して使うものもあったが、カシオのギターは1台で完結しているのが魅力だった。

発売が1990年だったから、33歳の時に買ったことになる。
もう今から30年前。

でも、2000年代になると、もうシンセ音は流行らなくなった。
やっぱり人工的に作った音は飽きられる。
現在でもよく使われるのは、エレピ、パッド系の音、シンセベースあたり。

メモリが安くなって、本物の楽器の音をサンプリングして使えるようになったのだ。
やはり本物には勝てない。

この次はいよいよ今使っているギターになる。
乞うご期待。





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