考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< April 2025 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
レナウン民事再生
レナウンといえば、ワンサカ娘。
ドライブウェイに春が来りゃ〜、という歌詞。
調子のいい歌だった。
弘田三枝子をはじめ、いろんな人が歌っていた。

レナウンは淀川長治の出ていた、日曜洋画劇場のスポンサーだった。
当時はフランスの映画もハリウッドと並んで輸入されていて、アラン・ドロンとジャン・ポール・ベルモンドが2大俳優だった。
日本ではアラン・ドロンの人気が上だったと思う。

ダーバンというスーツのブランドは、アラン・ドロンが宣伝して「D'urban c'est l'elegance de l'homme moderne.」と言っていた。
ダーバンは現代の男のエレガンスだ、と言う意味。
わけも分からず、かっこよかった。

ずっとアパレルの上位だったと思うが、だんだんと調子が悪くなった。
外国の高級ブランドが上から降りてきて、高級路線が苦しくなり、安い方はスーツ専門の会社などが出てきて、居場所がなくなったのだろう。
いつの間にか、ワンサカ娘も見ることがなくなり、レナウンの名前も見なくなった。

2010年についに自力ではどうしようもなくなり、中国の繊維メーカーの傘下に入ってしまった。

シンプルライフとかインターメッツオとかいうブランドもあった。
百貨店で見るくらいだったが…。

今日ついに民事再生手続きの適用になった。
創業から118年。
コロナウィルスの緊急事態対応で店が閉まり、販売ができなかったのだろう。

残念だ。

無事に民事再生できることを祈る。



| | 考えたこと | 23:38 | comments(0) | trackbacks(0) |

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://hdsnght1957kgkt.blog.bai.ne.jp/trackback/237945
トラックバック