考えたこと2

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隣組と自粛警察
よくアメリカのドラマに出てくる自警団というのがある。
それに似ているのが、今のコロナ騒ぎで出てきている自粛を呼びかける輩。
単に呼びかけるだけなら、別に害にならないのだが、他府県ナンバーの車をボコったり、営業しているお店に張り紙をしたりするらしい。
これを自粛警察と呼ぶ人もいる。

一度書いたが、大阪の大学に通っている学生に「コロナ持って帰らんとって」という和歌山のパートのおばさんも、その軽いヤツだろう。
本気で言っているのだから、始末に負えない。

感染症学会の人たちが、ちゃんと10代、20代の人たちはほとんどコロナにかからないし、かかってもウィルスをまき散らかさない、ともっとはっきり言えばいいのだ。
かかりやすくて、まき散らかすのは高齢者。
ちゃんと正しい知識を広げてほしいものだ。

しかし、自粛警察は警察というより暴力団だ。
本当に自粛しているかどうかも怪しい。

昭和40年代にはまだ戦時中を描いたドラマが多かった。
その中でコロナの「自粛警察」の役割をしていたのが「隣組」というやつだ。
向こう3軒両隣、という近所の人たちがお互いに見張っていて、危険思想の持ち主を告発したりする。
政府が金属が足りないから金物を出せというと、集めて回る。
ぼくは実際は知らないが、そういうものだったらしい。

もちろん、そんな全体主義的な人ばかりではなかったと思うが、ドラマの中ではあまりいい描き方をされなかった。
結局、お上の言うことを聞いて、自主的に行動するというのが日本人の特性なのかもしれない。
これが戦時中の「自粛警察」。
戦争が終わったあと、あまり良く言われなかったのも、当時の国家権力と結びついてしまったからだろう。

コロナの場合は、国というよりもマスコミの影響が大きと思う。
偏った放送で、視聴者に恐怖心を植え付け、極端な行動に走らせる。

戦争中は情報統制されていたから仕方ない面もあるが、ネットの時代、全てのデーターがオープンになっている。
ご丁寧にまとめてくれているサイトもあるし、調べようと思えばすぐに調べられる。
マスコミの中にもちゃんとした人がいて、数字を見てるのだろうとは思うが、実際に放送されるのは「コロナ怖い、検査しろ、感染者がわからないから怖い」などの煽りばかり。
視聴率を取るためには仕方ない。
また、それによって不況になり、広告が減っているから、余計にマッチポンプになる。
もっと視聴率を取ろうとすると、より過激な番組になるのだろう。
それがワイドショーというやつだ。

今回のコロナ不況は、マスコミが招いた不況でもあると思う。

バカげた自粛はもうやめよう。


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