考えたこと2

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古希の小田和正
小田和正のドキュメントをやっていた。
去年の古希のパーティの様子が映っていたが、小田和正と仲間の4人の古希のメンバーと一緒に壇上にいた。
実際、コンサートツアーなどの関係者に、70歳に近い人はたくさんいる。
まあ小田と同年代のスタッフがそのままやっていれば、そうなるのもうなづけるが…。

でも、古希を過ぎて全国ツアーをやるのは、やっぱりスゴイと思う。
腹筋運動を100回やったり、走ったり、ラジオ体操したりして、身体は鍛えている。
努力を積み重ねて、ツアーをしているのだ。

若い頃は簡単にできていたことも、努力しないとできなくなる。
それが年をとるということだろう。

ハイトーンを出すということには、本人はそんなに苦労していないという。
出なくなるときは、出なくなるので、それまでは出るということらしい。
毎日それを心配する生活なんだろうか…。

彼は加山雄三が80歳になってもコンサートをやっているのを、どうやって前向きな気持に持っていくのかと言っていた。
前向きな気持ちにならないと、ツアーはできないということか。
そうだろうなあ。
半年くらい続くんだから、大変だ。

コンサートの前に、ギターのメンバーと歌を確認する。
それは前々回くらいから、間違えるところを確認するためにやっているとのこと。
リハで間違えたら、自分で気をつけるから、ということだ。

観客はほとんど50代以上。
ステージも1/3くらいは50を越えているかな。
武道館のステージでは、36年前のオフコースのコンサートにも来ていた人がたくさんいて、同窓会をやってるようだと言っていた。

「毎日がアンコール!」というのが、今回のツアーの名称だったが、あれは70歳を迎えて、今の彼の人生がアンコールみたいなものだと言っているような気がする。
もう本編は終わって、「ついで」のところに入っているという感じ。
そういう思いがあるんだろうと思う。

小田和正も、だいぶ人間が丸くなった。
若い頃はとっつきにくくて、鼻持ちならないやつだったんだと思う。
本人もそう言ってるくらい。
でも、今は小田のツアーの仕事は、スタッフもアルバイトも喜んでやっている。
古希を迎える歳になって、自分でもスタッフを信用して任せられるようになった。

ツアーの最中に71歳を迎えた。

60代とは違って、70代はやっぱりシンドイという。
60代は、シンドイといっても、まだまだやれる。
でも70代は違うのだ。

ツアーの最終日。
ステージから降りてくるたびに、「歌えたなあ」といって休む。
アンコールで、次があるかどうかわからないと言いつつ、精進して努力を重ねていきます、と言った。
何万人もの人に喜んでもらえている、という実感が彼に歌わせているのだろう。

最後に「また会おうぜ」と言ってステージを降りた。

まだまだ歌ってほしい。



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