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2014.09.21 Sunday
ハリー・ポッター
ロンドンのキングス・クロスという駅には、ハリー・ポッターのグッズを扱う売店がある。
ぼくらが行った時も、たくさんの人で賑わっていた。 売店のすぐ隣には、ハリー・ポッターでホグワーズの魔法学校に行く時に乗る電車のホーム、9と3/4番線の看板が出ていて、子どももオトナも混じって、順番に写真を撮ってもらっていた。 さすがハリー・ポッターだ。 そこから電車に乗って、ワーナー・ブラザーズ・スタジオのハリー・ポッターツアーに行くのが、今回の旅行の目的の一つだった。 結構混んでいて、予約をインターネットで取っても、夕方の18時半~というツアーがやっと取れたという状態。 次男はもろにハリー・ポッター世代で、1巻から7巻まで全部読んで、映画も見ていたから、よかったんだろう。 ぼくも映画はテレビでやったのも入れて4つほど見た。 最後の方は見ていないのだが…。 駅で電車の時刻表を確認せずに乗ったので、鈍行に乗ってしまって、ギリギリに着くという状態だったが、タクシーを飛ばしてスタジオに行き、ようやく間に合った。 とにかく、駅には人がいないし、アナウンスもない。 自己責任の国だ。 自分でちゃんと見て、ちゃんと乗らないと、エライことになる。 日本ではこんなことは出来ないだろうなあ、とサッチャーの偉大さを思った。 ツアーの客はみんな一部屋に集められて、まずは説明。 何かよくわからないが、お兄ちゃんがYeah!と言って、みんなもYeah!という、というノリで話があった。 次の部屋でもツアーの説明のスライドを見て、そこからツアー。 ツアーといっても、ハリー・ポッターの映画に使ったセットとか、小道具、大道具などが展示しているのをずっと順路に沿って歩く、というもの。 写真はいくらとってもいい、というもので、みんな撮りまくっていた。 5ポンドほど出して、説明を聞く機械を借りていたので、ちゃんと番号のところで番号を押すとその部分の話が聞けた。 なかなか良く出来ている。 魔法学校の毒薬の部屋や、食堂、談話室など、映画で見た覚えのある部屋のセットが並んでいる。 魔法グッズを売っている商店街もあった。 ほうきも、ふくろうも、気味の悪い小人もいた。 ラジコンで動くようにしていた。けっこうアナログだった。 何でも1作目あたりの時にはCGがあまり進んでなかったので、魔法学校の大きなセットを作り、それを最後まで使って撮影したようなことを言っていた。 実際に大きなお城のセットが置いてあった。 さすがイギリスの職人だと思う。 図面なども置いてあり、なかなか興味ふかい展示だった。 ツアーの終わりは外に出て、バタービアーを飲んで帰った。 日本のUSJでもフロリダでもやっているようだが、本家のイギリスで見たというのが値打ち。 2001年に最初の映画ができて、2011年に完結。 8本の映画が制作された。 10年間にわたって、子供だけでなく大人も魅了した作品だ。 ぼくはハリー・ポッターの1作目から3作目まで、原書で読んだ。 後にも先にも英語で読んだ本はこの3冊だけ。 面白かったからだ。 わからない単語は飛ばしたので、だいぶ意味は抜けているだろうが、それでもページをめくるのが待ち遠しくなった本だった。 4巻目の途中で挫折してしまったが、それでもあの3巻を読めたのはうれしかった。 そんなハリー・ポッターのふるさとを見ることができて、よかったと思う。 |
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