考えたこと2

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不登校過去最多
不登校が過去最多という記事がある。
それによると、文科省が10月に「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」の速報値を発表し、2017年度の不登校の小中学生は14万4031人。
5年連続増加して、16年ぶりに過去最多を更新ということだ。

少子化で子供は減っていると思うのだが、不登校は増える、という事態。
内訳は、小学校3万5032人、中学校10万8999人。
小学校は過去最多を更新し、中学校は過去2番めに多い数字になった。
一方で全児童生徒数は過去最少を更新。
子どもに占める不登校の割合は1.5%で過去最多を更新しているとのこと。

ちゃんと教育さえできれば、別に学校に行っても行かなくてもいいと思うが、この数字はひどい。
文科省には改善する気があるのだろうか。
義務教育だから、親は行かせる義務がある。
逆に言うと、子供は教育される権利を持っている、ということにもなる。
その小中学校がこんな状態とは…。

文科省は、「複合的な要因が絡み合っているので原因を特定することは難しい」と言っている。
難しいからこそ、今の学校の体制を変えないとダメだと思う。
相次ぐいじめの問題や、それへの対応を見ても、教員や教育委員会に問題があるのは明らか。
学校が社会から切り離されているのが問題なのだと、ぼくは思う。
そのために、教育に関わるのが先生だけ、という状態になる。

数は少ないが、小中学校で働いている元社会人によると、教員の中には社会人としては失格、というような人がいるとのこと。
結局、社会で普通に働くという意味の「常識」を持っている人が、ほとんどいないのが問題なのだと思う。
教育委員会のイジメ対応などを見ていると、まさにそんな感じだ。
文科省は教育関係者に、なるべくよそ者を入れないようにしたいのではないか、とさえ思う。

教職課程を見直し、社会人から教員になれる道を広げ、小中学校には社会人出身の事務を入れること。
そしてその事務に権限を持たせること。
そういう改革が必要だと思う。

それが不登校をなくす方法だと思う。




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