考えたこと2

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ドリーム
2016年の映画。冷戦中の宇宙開発の話だ。
アメリカとソ連は争って宇宙に進出していた。
ソ連が犬に続いて、ガガーリンを宇宙に行かせた。
アメリカは遅れを取ったのだ。

そのあたりが、この物語の背景。
舞台はNASA。そして、数学の学位を持った黒人の3人の女性。
彼女らが主人公。

まだ黒人差別があり、NASAのトイレも白人と黒人に分かれていた。
宇宙飛行士の出迎えも、黒人、白人別々に立っている。
白人が主体の計算室にただ一人配属された女性は、トイレに行くために走って別の建物まで行かないといけない。
公立の図書館も白人専用だったりする。

NASAの所長が、黒人女性がトイレに行くのになぜ40分もかかるのか?と聞いて、「非白人用のトイレに行くのに走っていっている」からだと答える。
さすがに所長はエライ。
すぐに「白人用トイレ」と書いてある表示版をバールで叩き壊す。

もう一人の女性は、NASAのエンジニアになるために、白人の高校で単位を取らないといけない。
判事を説得して、夜間の講座に出席を許される。

ちょうどIBMのコンピューターが作られた時代。
FORTLANが夢の言語だと言われていた。
3人目の女性は、図書館で借りたFORTLANの本を読んで、コンピューターを動かしてみせた。
計算機を使っていた黒人のグループを連れて、プログラミングの部署を作った。

アメリカの宇宙開発の歴史の中に、そういう3人の黒人リケジョがいた。
実話に基づいたお話。
NASAは一人の女性の功績を称えて、施設に名を冠しているとのこと。

実話に基づいたストーリーというところが泣かせる。

ぼくは、いい映画だったと思う。


| | 映画・舞台 | 23:42 | comments(0) | trackbacks(0) |

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