考えたこと2

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東京モーターショー
今年の東京モーターショーの記事を読んでいたら、今や東京はローカルメーカーのショーになっている、ということだった。
もう数年前からそういう状態だったという。
ぼくが会社を辞めてもう14年経つが、この間の変化は大きかった。
2000年当時は世界各国のメーカーが展示していたと思う。

輸入車ブランド関係者は、「バルセロナモーターショーと同じ位置づけ」だという。
まだまだ日本が世界のモータリゼーションを引っ張っていた時は、東京、ロス・アンジェルス、フランクフルトあたりが、3大モーターショーだった。
今や日本から中国にシフトしたということだ。
潜在ユーザーの数は違うし、インフラは整ってきたし、世界の目は中国に向いているということだろう。

今やエンターテインメントの要素はなくなり、純粋な国産メーカーの展示になった。
それはそれで、華美を排して実際的になったということでもある。
金がかけられなくなった、ということもあるのだろう。

この十数年で、だんだんと世の中が変わってきたのがよくわかる。
少子高齢化、社会保障など、問題は山積みだ。
高度成長が全てを覆い隠してきたが、それが終わってもう20年という感じ。

自動車業界も100年に一度の変革とか言われて、大変なんだろうと思う。
EV化の波にのまれ、自動運転の波にのまれ、挙げ句の果てにはシェアリングエコノミーで自家用車はなくなるという未来も予測されている。

それでも、毎日生産は続くし、改良も続けていかないといけない。
自動車産業は日本の基幹産業だけに、舵取りの失敗は許されない。
というより、各メーカーが生き残っていくためには、痛みはあっても乗り越えていくしかない。
自動車関連企業はこれから大変だ。

昨日書いた「みをつくし料理帖」ではないが、日本メーカーは「どういう道を目指すのか」ということを考えないといけないのだと思う。

そんなことを言われなくても、考えているのだろうが…。

でも、その道をモーターショーで示せるようにしてほしいと切に思う。


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