考えたこと2

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ペンギン系女子
今モテているのはペンギン系女子というらしい。
どんな女子かというと、「空を飛ぶことができない現実を受け入れ、代わりに泳ぐという能力を身に付けたペンギンのように、現実的で冷静、日頃から様々なことを分析する習慣を持つ女性」というような定義。
もともと女性は男性に比べて現実的だと思うが、分析的ではないような気がするから、そこが特徴ということか。
調査によると、恋愛マッチングサービスの「Omiai」に登録した男性の半数がペンギン系女子が好きだという。

ペンギン系女子は堅実なので「国家公務員が望ましい職業」であり、「ギャンブル好きはあり得ない」ということらしい。
昭和の時代なら巷にはいるが、ドラマなどに取り上げられることはないタイプだろう。

ペンギン系女子なら、寅さんを好きになることはあり得ない。
住所不定のテキ屋など、歯牙にもかけないということになる。
きっと、「男はつらいよ」という映画シリーズそのものにダメという感じだ。

よくあるヒロインは、石原裕次郎などが演じる「ちょいワル」な男性に惹かれることが多かった。
「太陽がいっぱい」のアラン・ドロンなどもそうだった。
昭和の後期の刑事ドラマなどで人気があったのは、破滅型の刑事だった。
当時の高倉健もヤクザ系だったし。

要は、寅さんみたいな「生活力がない系男子」や刑事ドラマの「破滅型男子」が求められたような気がする。
実際、世の中には希少なタイプを求めていたのかもしれない。

最近のドラマは、そんなに破滅型の男性に惹かれる女性、というのは出てこないのではないか。
草食系男子という言葉もあるくらいだからなあ。
ペンギン系女子が人気があるのは、その堅実さにあるのかもしれない。
男性も女性に堅実さを求めているということだ。

時代に夢や希望がなくなって、どんどん等身大になってきているような気がする。
もう背伸びしない時代。

それはそれでいいことだと思うが、何となく寂しい。

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