考えたこと2

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Youtuber
Youtuberになりたいという小学生が多いという記事が何となく心に引っかかっている。
それもあって、Youtubeの広告について書いてある記事を調べてみた。

それによると、今やYoutube上の動画はすごい量になっているらしい。
調査した人がいて、今のYoutubeの動画の量は21億件ほどとのこと。
動画をアップして、広告を入れて、見てもらえたらお金がもらえる。(もちろん、広告を入れないという選択も可能だし、著作権を犯しているものは広告が入れられない)
一生見続けても、全部の動画を見ることはできないレベルだ。

だいたい、1再生で0.1円ということがネット上に書いてあった。
1万回再生してもらっても、1000円ということだ。
まあ、普通の人が普通に撮って見てもらおうとしても、金儲けにはならないだろう。

しかし、Googleはどこにそれを置いていて、どうやってバックアップしてるんだろう、と思う。
管理のコストは膨大だと思うが、利用はタダだ。
もちろん、広告が入るから、無料になるんだろう。

ぼくはネコ動画をよく見るが、再生中に動画の下の部分に広告が入ることが多い。
そういえば漫才の動画は所属プロが流しているものは入るが、テレビの録画を流しているものも多く、それは著作権違反だから広告は入らない。

出てくる広告は、動画でなくても、動画の右側に広告が出たり、再生中に一部分に出たりもする。
5秒後にはこの広告はスキップできます、というものもあるし、それができないのも時々ある。
そういうのを平均して、1再生0.1円で計算しているのだろう。

一方で、広告を出したい業者にはターゲッティングということができる。
Youtubeのページを見ると、こう書いてあった。

「YouTube ではさまざまな方法でターゲットを設定できるため、ご自分のビジネスに合ったユーザーに広告を表示することができます。設定できるターゲットの種類は、年齢、性別、地域、興味、関心などです。」

どうせなら、広告費を安くして、効果は上げたいのが広告主の考え。
それを実現するのが、ターゲッティングだ。
若い人向けの製品やサービスの宣伝なら、若い人だけに見せるようにできる。
テレビのように不特定多数に一斉にやることのムダを省けるというわけか。
よく出来た話。

そういえば、Youtubeを使う時にはGoogleアカウントを登録する必要があり、性別や生年月日、住んでいるところなどを入れるから、その情報の見返りに無料で見せてもらうというリクツになる。
なるほど、あの広告は人によって違うのか…。
仕組みを考えた人はエライと思う。

そういう中で、Youtuberになるのはどれくらいの率かというと、そういう調査もあった。
もちろん、Youtuberになろうとすると、再生回数を増やさないといけない。
つまり、再生回数の多い動画がどれくらいあるかということだ。

調べた人がいて、Youtube上の動画の上位1%の再生回数が全体の93%を占めると推定されている。
結局、個人で上げている動画で再生回数の多いものは1%もない、ということだ。
そういえば、NASAなどの公的機関がYoutube上に上げている動画は、広告は入らないのがほとんどだからなあ。
組織ではなく、個人ということになると、1%くらいという数字になるのだろう。

でもまあ、21億の1%というと、2100万。
一人が200件の動画を上げているとすると、だいたい10万人になる。
それが全世界での値。
今のインターネットの人口は31億と言われているから、0.003%。

最近のネコ動画はロシア語や中国語のサイトも多いから、母集団となる国は相当増えているだろう。
やっぱり、ハードルは高いということか。

プロのスポーツ選手よりはハードルが低いかもしれないが、成功が難しいほど憧れるという法則があるとすると、「なりたい職業はYoutuber」というのもアリかもしれない。



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