考えたこと2

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人工知能とワークライフ・バランス
今から250年ほど前に起こった産業革命は、人間がやっていた力仕事をなくしていった。
内燃機関ができて、物を運ぶことや人間をはるかに超える力を出す機械ができたからだ。
それまで、人間が手押し車などで運んでいたものは、トラックで運べるようになって、手で漕いでいたボートは機械でスクリューを回すようになった。

これからの20年ほどで、次の産業革命が起こる。
人工知能が考える仕事を奪っていく。
人類の歴史で、大きな転換点だろう。
インターネットがそれを可能にした。
大きな記憶装置みたいなものだ。
必要なデーターをどんどん貯めることができる。
それを使って、コンピューターはいつでもどこでも学習できる。
そういう時代が来るんだと思う。

第一次産業革命で肉体労働が大幅に減り、第二次産業革命で頭脳労働もだんだんと減っていく。
機械も賢くなって、人間がついていなくても運転できるようになる。
自律型のロボットが増える。
製造業など、もうその影響を受けて国内の工場の人は減っている。
だから、製造業に従事する人は減っていっているんだろう。

これからは考える仕事も人工知能になっていく。
機械が指示を出して、それを人間がやる、という形だ。
そうなると、生産性が上がると思う。

だから、週休3日とか、週休4日になってもOKだ。
今流行のワークライフ・バランスというものを抜本的に考えなおさないといけない。
そんなに働かなくても食える時代。
辛い労働から開放される。

その頃には人工知能も賢くなって、創作活動なども人間より上手にやるかもしれない。
例えば音楽なら、作詞作曲など、ヒットチャートのトップ10がみんな人工知能作になっているかもしれない。
小説も書いているかもしれない。

そうなったら、人間は人工知能の作った歌を歌い、人工知能の作った小説を読んで余暇を過ごすんだろうか。
紅白歌合戦は人間対人工知能のホログラムになっているかもしれないなあ。

人間が働くことの意味を真剣に考えないといけないだろう。
今はまだ働くことが人生に占める割合が大きいが、それが小さくなった時、人間は何をしたらいいのだろうか。

ぼくにはわからない。

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