考えたこと2

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ハンドルがない車
アメリカでは人間と機械、どちらが運転に向いているのかという議論がなされている。
人工知能、センサーなどを装備したクルマと、人間が運転するクルマ、どっちが安全かということだ。

何となく、機械が運転するクルマは危ないと思っているが、本当にそうか、という議論。
たしかに最近の交通事故を見ていると、人がいるのに暴走して突っ込んだり、どう考えても無謀な運転が原因で交通事故が起こっている。
アメリカの統計によると、3万3000人が交通事故で死亡していて、そのうち94%がヒューマンエラーによるものだという。
つまり、ヒューマンエラーがなくなれば、9割の事故死は防げる、ということになる。

昔から、事故は人間の責任だった。
そう言われてみればそうだ。
クルマは人間の意図で動いているから、ヒューマンエラーは仕方ない。
それを機械に任せると、安全になるという。
たしかに、昨今の技術なら人間より安全になるかもしれない。
交通のインフラは整わなければならないだろうが、それさえちゃんとすれば、安全になりそうな気もする。

もちろん、ハンドルやブレーキが壊れていて事故に至ることもある。
しかし、それもクルマが発進前に自分で診断したり、走行途中で不調を感知して自動的に止まったりできるようになったら、防ぐことができる。

だから、アメリカ政府は将来ハンドルのないクルマの認可も考えている。
運転をするのは機械だけという車だ。
人間より機械のほうが安全、というリクツ。
これもアリだろうなあ。
それだけの技術が開発されたからだ。

こないだ、朝のニュースで過疎地の路線バスの自動運転化のことをやっていた。
路線が決まって、あまり交通量が多くなければ、十分現実的な話。
なるほどなあ。
高齢化に伴い、ドライバーも確保できず、経費の問題もあって過疎地ではバスやタクシーが不足する。
それを自動化で補うということだ。

運転する人がいないんだから、ハンドルはあっても仕方ない。
日本でもいよいよそういう事態が起こるんだろう。

日本でもぼちぼちアメリカのように議論を始めないといけない。
T型フォードができて、100年ちょっと。

いよいよ本来の意味での自動運転車が出てきそうな勢いだ。

ハンドルはどうなるんだろう…。


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