考えたこと2

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大変な音楽業界
2014年の音楽ソフトの売上は2542億円、それに対してライブ市場の売上は2749億円。
いずれ逆転するだろうと思っていたら、もう逆転していた。

2013年はかろうじてソフトの売上が勝っていたのだが、ついに、という感じだ。
ライブの売上は10年前の3倍になったとのこと。
そして、音楽ソフトの売上ではCDが減って、ダウンロード販売の割合が増えているのだろう。

アメリカで始まったストリーミングサービスになると、もっと利益は減ることになるらしい。
それはそうだろう。
音楽を所有するのではなくて、聞きたい時に借りる、という感じになるからなあ。
儲かるのはストリーミングの仕組みを作ったところ、ということだろう。

日本はそれらの動きが遅い。
それでも2014年には逆転が起こっている。
ニューズウィークでは、日本では未だにタワーレコードが店を出していることに驚いている、という記事を書いている。

それでも、流れとしては、アメリカの後を追うんだろう。
ミュージシャンは儲からないビジネスになる。
シンドイ目をしてライブをやらないとダメだ。

昔は小さいホールでリサイタル等と言ってやっていた。
でも、今はできるだけ少ない回数でたくさんの人を呼びたい。
だから、でかいホールでやる。
できればドームだ。

ジャニーズの嵐というバンドは、11月から12月にかけて、日本各地のドームでツアーをやる。
名古屋、札幌、福岡、大阪、東京という各地の野球場。
去年のドームツアーではなんと85万人ほど動員したらしい。
体力勝負の荒稼ぎだ。

ツアーマネジメントが、新たなレコード会社の商売になりつつある。
そういう時代になってきた。
Youtubeなどを見ると、もはや誰もがミュージシャンという感さえある。

音楽ビジネスの敷居が下がるのはいいことだと思うが、それによって、食えるかどうかは別問題。

Youtubeで見てもらって、小金を稼ぐか、それともドームを一杯にするかという二極化が始まっているのかもしれない。

音楽業界も大変だ。





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