考えたこと2

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ネコ派
この記事によると、イヌは人間を別の生き物だとわかっているが、ネコはどうも人間を別の生き物だとは思っていないらしい。

どちらかというと、ちょっと大きな同族と思っているということだ。

そういうことなら、いろんな謎が解ける。

ネコは人間に愛想をしない。
こちらが寄っていってもあまり喜ばない。
小さい頃から育てている人間との関係は、どちらかというと親子関係のようになっている。
飼い主を自分の親だと思っており、自分がかまってほしい時か、困ったときだけ寄ってくるのだ。
人間を本当に自分の親だと思っているのだろう。

イヌをペットとしてよい関係を結ぼうとすると、飼い主はリーダーにならないといけない。

しかし、ネコはリーダーを必要としていない。
誰かを頼って生きていくのは、ネコらしくないのだ。

それはネコの持っている本能に書き込まれているのだろう。
群れにリーダーがいて、みんなとともに行動するというようなことはない。
野犬の群れというのはあるが、ノラネコの群れというのはないのがそれを証明している。

そこがネコ派がネコを好きなところでもあり、イヌ派が馴染めない部分でもあるのだと思う。

意外かもしれないが、このページによると、アメリカのペットの数自体はネコの方が多い。
ネコは散歩をさせなくていいし、手がかからないのが気に入られているのだろう。
もちろん、問題はある。
爪とぎで家具が痛むとか、イヌよりも排泄物が臭いなどだ。
しかし、毎日散歩に行けない人にとっては、ネコの方が飼いやすい。

イヌはちゃんと躾けると従順だし、社交性もあるし、飼い主の運動にもなる。
逆に言うと関わらないと面白くない。
アメリカで飼われているイヌは、一匹ならほとんど部屋の中で飼われている。
日本のように外で飼っていると、下手をすると虐待だと言われる。
それくらいの関わりが、イヌには必要だと思われている。

でも、ネコは最小限の関わりでいいし、放っておいてかまわない。
逆にかまうと面倒がられたりする。
それを面白いと思えないと、ネコは飼えないだろう。
イヌよりも自律したペットになる。

それもこれも、イヌは人間を別の生き物だと思っているが、ネコは同族の生き物だと思っているということから、説明されるのだろう。

これは面白い。


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