考えたこと2

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メダルは増やせるか
今日は日曜日。
オリンピックの課題についてテレビで討論会をやっている。
オリンピックはスポーツ大会だから、やっぱり勝つことが目標になるのは当然だ。
たとえクーベルタン男爵が「参加することに意義がある」と言ったとしても、国の代表として税金を使って出場するわけだから、勝ってほしいと思う人がいるのはしかたない。

元オリンピック選手や文科省の大臣、スポーツ経営の学者などが集まって議論している。
みなさんの意見を集約すると、結局はお金が足りない、ということらしい。
しかし、海外では国の予算に頼らず、企業からのお金を集めてやっているという事例も紹介されていた。
補助金に頼っているスポーツ連盟のあり方も問題だろう。

しかし、今の学校をみていると、スポーツ全盛ではないかとも思える。
クラブ活動=運動部という雰囲気だ。前にも書いたが、文化部は落ち目である。
実際、スポーツの裾野は広がっているのだと思う。
だから、野球では大リーガーを輩出するようになったし、サッカーでも世界で通用する選手が出てきた。これらの種目は確実に強くなったと思う。
要は「食える」かどうかというところもあると思う。

野球やサッカーは食えるスポーツだ。
ということは、そういうスポーツを増やすことが一つの方法だと思う。
日本では「食えない」スポーツが多いのではないか。
オリンピックの選手たちが選手生命を終えた後、どうなっているか、調査してみればいい。
メダルを取った選手たちは、「日本ナントカ連盟」に入ったり、コーチになったりするが、そうでない選手たちはどうしているのだろうか。
彼らのセカンドキャリアの道を、誰かが世話してやるのではなく、世間が求められる形で作っていくことが必要だと思う。
そういう正のサイクルを回していかないと、強くならないと思う。

しごきなどの古い文化が残っている運動部文化を捨て、市民スポーツとして開かれた形でスポーツを広げていくというのもアリだろう。

何より補助金に頼った組織というのは、なにも考えなくなる。

経営感覚を持った人たちが、もっとナントカ連盟に入っていかないといけないと思う。

もちろん、いくばくかの補助金は必要だが、多くの選手が一生働けるようなキャリア設計ができるような組織を作っていかないと、強くはならないと思う。

いつまでも、「ナントカ連盟」と国からの補助金に頼って選手育成をしていては苦しい。

しんどくても、自助努力が必要だ。

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