考えたこと2

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サブリミナル効果
これは刑事コロンボでやっていたのをよく覚えている。
たしか、映画の画面の中に、人間の意識では知覚できないほど短い間、何かの写真を入れて、それが殺人に影響している、というもの。

これはコロンボが逆に手がかりを探しているところを犯人にサブリミナルに見せて、そこで捕まえる、というストーリーだった。

コロンボの作品の中では印象に残るものだ。

このサブリミナル効果というのは、本当だと思っていた。
ところが、これを言い出した人が、数年後に実はウソだ、と告白したらしい。
1957年に発表し、1962年にウソだと告白したというのが事実。
それがあまり大きく宣伝されず、未だに信じている人がいる、ということだ。
アメリカで80%以上だったと思う。

日本でも調査をしたらいいと思う。
50代以上ではきっと8割が正しいと思っているはずだ。

ウソだと告白したあとも、広く信じられているのは、あまりにももっともらしいから、というのがぶっちゃけた話。
たしかに、もっともらしい。
ある映画館で映画のフィルムの隙間に、コーラを飲め、ポップコーンを食え、というメッセージを入れたら、売店の売り上げが伸びた、というのが最初のウソだが、これは本当だと思ってしまう。
真実より本当らしい。

こんなウソを何十年も本当だと思っていたのか、と思う。

時間が短く、見えない宣伝を意識がわからないのに、無意識がわかるわけがない、ということは考えてみればわかる。
でも、もっともらしい。

ネットで調べると、未だにサブリミナル効果について、心理学者がマジメに取り組んでいる。

何で誰かが、これはウソだ、と言ってやらないのか…。


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