考えたこと2

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シリアル・キラーとコピー・キャット
海外の刑事ドラマを見ていて、よく出てくるのがシリアル・キラー。

シリアルと言っても、朝ご飯のシリアルではない。
serial killerというのは、連続殺人犯のことだ。
serialというのは、一連のという意味。

ちなみに、朝食の方は、cerealで穀物という意味だ。

シリアル・キラーは連続殺人犯とも言われ、殺す手口が一定しており、ターゲットもだいたいにている。
要は動機などなく、殺したいから殺す、という類いの犯人。
だから、捕まりにくい。
何ヶ月か、あるいは何年かごとに犯行をしていたりして、見つけるのも難しかったりする。
シャーロック・ホームズに出てくる、ベイカー・ストリートの切り裂きジャックなどはそれに当たる。

シリアル・キラーとつきものなのが、コピー・キャット。
copycatとは、本家本元の殺人方法をまねて犯行を行う、模倣犯のこと。

ドラマでは大概シリアル・キラーが出てくると、コピー・キャットも出てくる。
区別が難しいが、些細な手がかりから、これは本人ではない、コピー・キャットだ、ということも多い。

最近の日本の警察ドラマで、シリアル・キラーが出てくることは珍しい。
したがって、コピー・キャットも出てこない。
なぜか。

一つは火曜サスペンス劇場のように、殺人に至る人間関係を描いていると、シリアル・キラーなどが出てこれない。
日本ではやっぱり、動機が最重要なのだろう。
それを描いていると、シリアル・キラーは無理。

続き物の刑事ドラマでも、日本でシリアル・キラーの分析方法や対処方法が決まっていないということもあるのだろう。
だいたい、よけいな模写が多く、純粋に殺人を扱うことができない。

だから、コピー・キャットが出る幕がない。

洋の東西でだいぶ刑事ドラマの作り方が違う。

どちらがよいとは言えないが…。

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