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2011.05.29 Sunday
いつか
どんなものでも、いつかは終わる。
ぼくらにとって、何かの終わりだとしても、そんなことはちっぽけなものだ。 世界には60数億の人がいて、彼らの一人ひとりに物語がある。 大きなものも、小さなものも、始まったものは必ず終わりが来る。 そして、人生にも終わりがある。 人生とは何ぞや、と考えている間に終わってしまう。 人類にも終わりがある。 大きな環境変化が起こったら、生きてはいけない。 たった直径数キロの隕石が衝突しただけで、滅亡する。 地球にも終わりがある。 何十億年かしたら、地球は膨張した太陽に飲まれる。 すべてのものは終わる、とみんなわかっているはずだ。 それでも、何かを続けていく。 そう思うと、人間は不思議な生き物だ。 ほとんど無限といっていい時間の中で、ほんの短い時間を過ごす。 なぜ、生まれてきたのだろう。 神はどこかで見ているのか。 むずかしい。 |
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