考えたこと2

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ATOM
3次元のCGで作られたアトムの映画。

アトムが作られたストーリーを再現している。
アトムは天馬博士の息子、トビオが亡くなって、代わりに作られた。
しかし、博士はロボットは人間の代わりにはならないと知って、アトムを捨てていく。

これがアトムの誕生のお話。
手塚治虫らしい、葛藤のストーリーだ。

捨てられたアトムは、自分の存在の意義を探す。
人間型ロボットという、人間でもなく、ただのロボットでもない不思議な存在。

それが、色々な出来事を経て、人間とロボットの架け橋になるという居場所を見つける。

ここからのストーリーはテレビでおなじみだが、ここまでの部分はあまり知られていない。

なぜ、3次元のCGが必要だったのか、それは難しい。
2次元でも充分表現できたと思う。

それでも、3次元CGにして、手塚アニメとは違うものにしたかったのかもしれない。

この出来映えを、手塚は草場の陰でどう思っているだろうか。

自分が生きている時には、ここまでのCGができるとは思っていなかっただろう。
技術は進歩した。

しかし、大事なのはマインドだ。

ロボットとしてのアトムが、ロボットと人間のために戦うというところから、正義のために戦うというところまでいってほしかった。

マイケル・サンデルによると、正義が何かは難しい問題だが、やっぱりアトムは正義の味方でないといけないとぼくは思う。


| | 映画・舞台 | 21:58 | comments(0) | trackbacks(0) |

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