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2010.06.13 Sunday
負けないことと勝つこと
ワールドカップのスロベニアとアルジェリアのゲームを見た。
どちらも苦労して予選を勝ち抜いてきたらしい。 さすがに両チームとも、選手はヨーロッパのリーグでプレーしている選手ばかり。 アルジェリアは、地中海をはさんでフランスと関係が深い。 両チームとも、まずは「負けない」ということが初戦の狙い。 こういう試合では、最初に負けてしまうと苦しいからだ。 失点も多くなると、あとで効いてくる。 だから、守りに力を入れている。 でも、どこかで勝ちにいかないといけない。 「負けない」だけでは勝てないからだ。 勝つためには少しリスクを取らなければいけない。 あまりサッカーのことはわからないが、前線に選手を残し、攻撃をする態勢を作らないといけない。 バックスが攻撃に参加し、前線に選手を集める。 その代わり、守備が薄くなる。 攻撃を厚くすると、攻められるリスクが上がる。 その逆だと、点が入りにくい。 だから、ワンチャンスをものにしないといけない。 負けないことと、勝つことはリスクをどれだけとれるか、という違いだと思う。 監督がどれだけリスクをとれるか。 選手一人ひとりがどれだけリスクをとれるか。 一人で三人分くらい働ける個人技のある選手がいれば、リスクを減らして攻撃が可能だが、いくら個人技といってもそこまではムリだろう。 そうなると、フォーメーションや作戦が大事になる。 どうやって勝つか。 これは難しい。 |
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