考えたこと2

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時代の空気
時代の空気というものがある。

ぼくらが中学から高校にかけての時代、昭和40年代は中国が社会主義のまっただ中で、朝日新聞が中国礼賛していた時代。
その時代の空気を知らない人にとっては、中国はどう見えているのか…。

とにかく、毛沢東はエライ人だった。
これを若い人は「もうたくとう」と読めるだろうか?

毛沢東の元、中国は理想の社会を作っている。
素晴らしい国、中国。

そして彼は文化大革命という素晴らしい革命を行った。
知識人は農村に行く。

この文化大革命がとんでもない圧政だった、ということは毛沢東の死後、四人組が出てきたあたりでぼんやりとはわかっていた。
でも、これが本当にムチャをしたということは、会社に入って何年かたって、「ワイルドスワン」を読むまで知らなかった。
あの小説には誇張は多少あるかもしれないが、おおむね真実が書かれていると思う。

そのことと前後して、ぼくは新聞を信じなくなった。
新聞に書いてあることは、ウソもあるということだ。
書いてあることを全部本当だと思ってはいけない。

そんな時代の空気を知らない人は、中国のことをどう思っているのだろう。

最近はギョウザ事件とか、食品の問題で悪い印象を持っている人もいるだろう。
海賊版とか、偽物、著作権無視の製品作りなど、悪いことはたくさんやっている。
北京オリンピックでは、いろいろ言われたが、とにもかくにも無事終了し、さすが中国と思わせた。

一方、アジアでの存在感はどんどん大きくなっており、今やアメリカも中国を敵にはまわせない。
いろいろな数字で日本は追い抜かされていっている。
GDPが抜かれるのも時間の問題かな。
もう経済大国になっている。

そして、第二次大戦で戦った国が中国。
日本が占領して、勝手に満州国を作った。
これも知らない人もいるだろう。

これから、中国に対して、日本人はどう接していくのだろうか。
同じアジア人として、同胞という意識で接していくのだろうか。
向こうはどう思っているのだろう。
反日キャンペーンなど平気でやる国だから、恨まれている面もあるだろう。

ぼくらはもうすぐ引退するが、子どもや孫の世代は大変だ。

海の向こうのアメリカよりも、つき合うのが難しい国かもしれない。

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