考えたこと2

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本屋の改装
今日は久しぶりに本屋に行った。

まず新書の棚に行く。何か面白いものは出てないかな…と探す。
内田樹の新刊書を探したが、売り切れだった。
結構人気があるのかもしれない。

しかし、どうもオカシイ。
いつもと雰囲気が違うなあ、と思いつつ文庫を見る。

文庫の棚は一番後ろ側のハヤカワ文庫から見るのだが、そこで「あれ?」と気づいた。
ハヤカワ文庫が減っている。
どうなっているのか?と回りを見渡したら、なるほど、店の中が少し変わっている。

増えたのは雑誌類。
これは棚一つ分増えたような気がする。
景気が悪化しているが、趣味の雑誌などは増えたのだろうか。
クルマの雑誌が減り、パソコンの雑誌が減り…、ここに来て趣味の雑誌が増えたのか。
多様化が進んだのか。
少子高齢化だから、それは当然かもしれない。
そういえば、モノマガジンとかダイム、サライなど、わけのわからない雑誌が増えている。
団塊の世代をターゲットにしたこだわりものの雑誌などが増えているのか。

新書は変わらない。
しかし、出版社が増えた。
集英社新書、幻冬舎新書、扶桑社新書など、どんどん出てくる。
ここは激戦区だ。

文庫は少し減った。
海外のミステリー、岩波文庫、PHP文庫、朝日文庫、知的生き方文庫、日経文庫、講談社学術文庫などの棚が縮小された。
これは売れ行きのせいだろう。
しかし、翻訳物が減ったのは残念。
まあ、もともと翻訳物はそろってなかったのだが、それでも数はだいぶ減った。

そして、子供向けの本が減った。
少子化だから仕方がない。
その代わり、小学生高学年から読めるファンタジーの棚が増えていた。
なるほど、それで小さな子ども連れが減ったのか。

ビジネス書の棚も減った。
その代わり増えたのがパソコンの本。
入門本や解説本の単行本類。
これはかなり広い。

参考書は少し減って、コミックが増えた。
大学の入試参考書がかなり減ったように思う。
これも時代か。

そして、大人のための本が増えた。
英語や法律、資格を取るための本など、世相をあらわしている。

コミックのためだけの新刊書のコーナーができている。
スゴイ量だ。
日本のマンガは世界の文化だというが、さすが世界一。

今日は1時間半ほど回っていたが、結局新書を1冊だけ買って出た。

目当ての本はなく、残念だったが、本屋の改装を見ていると、世相がわかる。


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