考えたこと2

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仕える
すまじきものは宮仕え、という言葉がある。

ことわざデーターバンクによると、「他人に仕えることはいろいろと気苦労が多く辛いものだから、できればやらないほうがよいということ」とある。
勤め人と呼ばれる人は、一生のうちに何度か、このことわざの意味を思い知るようなことがあるものだ。

運が悪いと、一月の間に何度かという事もあり得る。
宮仕えというのは昔の話。官僚はまだマシだろう。
税金で給料をもらっているという意識があるから、上司を上司と思わないようなクチを聞いても、平気だ、という人もいる。

つらいのは、長い間サラリーマンだった。
営業なら、稼ぎが悪いと、上司から怒られる。
それ以外の人もたくさんの目標を立てさせられる。
その目標を達成できないと、やっぱり怒られたり、昇給しなかったりする。

でも、今は一番それを感じているのは、非正規社員だろう。
極論だが、正規社員が守られすぎているから、若い人が非正規になる。
早いもの勝ちだ。
いつか、若い人の暴動が起きて、その壁が崩れるか、それとも自ら壁を崩すエルダーを待つか…。

それはさておき、ぼくもそれを感じたことは、何度かある。
その中で、最大のものは、3年前だったか…。

言われた通りの事をやって、他の人に会議でボロクソに言われた。
その時、言った当人は黙っていた。
あの時は、腹が立つのを通り越して、あきれてしまった。
何を言われても、「はあ…」としか言えず、(それは言った人に聞いてくれと言いたかったが)ただただ通り過ぎるのを待つばかり…。

この時はさすがに、上司を見放した。
何か作戦があって、黙っていたのではない。ただ、黙っていたのだ。
それからは、適当にやった。やらなかったわけではない。こういう時にする仕事こそ、「すまじきものは宮仕え」だ。

その時に、尊敬できる上司がいる、ということは運がいいことだとわかった。

今から思うと、ぼくは上司運がよかった。
部下でいる時にそう思った人と、あとから思った人、いろんなタイプがあるが、ほとんどの上司は尊敬できる人だった。
それには、感謝しないといけないと思う。

本当に、尊敬できる上司と一緒に仕事ができる、というのは素晴らしいことだし、それはラッキーなのだ。

小さい頃から、お菓子を買ってシールを集めて送ったり、福引きをしたり、少年雑誌の懸賞に応募したりしたが、当たったことは一度もない。

でも、そこで運を使わないでよかったと思う。

その運が、上司に回ったのだろう。

神様に感謝。


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