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2009.08.14 Friday
未来のハナシ
このところ、昔のハナシばかり書いているような気がする。
これではいけない。 未来のことも書かないと。 未来というと、アトムの世紀。 自動車は地上から浮いて走る、エアカー。 ロボットがいて、人間と共存している。 宇宙にも基地があって、人が住める。 それがぼくらの未来だった。 夢のような未来…。 手塚治虫や昭和のマンガ家たちが描いた未来は、たいがいそんな未来だった。 ぼくらは、いつかそんな未来が来るとぼんやり信じていたと思う。 生きている間に必ず来るとは思っていなかったが…。 今日よりも明日、明日よりも明後日が豊かになる。 そんな時代の雰囲気だったのだろう。 大人になって、長男がまだ小さい頃、彼らが見るのは戦隊ものだった。 赤・黄・青・緑・ピンク。毎年は名前は変わるが、基本は同じ。 なんだかわからないが、科学的な説明はなく、一人ずつ武器がある。 五つの乗り物が合体して大きなロボットになる。 何で動くのかわからない。 エネルギーは何か? これらはみんな説明なく、不思議なチカラでそうなる。 悪者をやっつければそれでよい。 これが日本なのか。 商業主義のかたまりのようなテレビ。 そして、現実離れしたゲーム。 今の子どもたちにとって、未来とはどんなだろう? 少なくとも、ぼくらよりも暗い未来を想像しているような気がする。 また昔のハナシになってしまった。 |
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