考えたこと2

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心肺蘇生講習
心肺蘇生法の講習を受けた。

この救急救命のやり方は、アメリカのガイドラインに沿っているようで、それが5年おきに変わるとのこと。
それに沿って、日本のやり方も変わるらしい。

前回受けたときも、今回ここが変わっています…という説明を消防署の人がしていた。

今回はAED(自動体外式除細動器)を使って実習。
よくできた機械である。
ふたを開けて、胸に当てるパッドを出したら、自動音声ガイダンスが始まる。

心臓が停止した場合、1分ごとに救命率が10%減少するとのこと。
脳に障害を残さないためには、心臓が停止してから5分以内にAEDを使うべき…とのこと。

ERなどの救命ドラマなどを見ていると、心停止したらパッドを出し、電気ショックのレベルを設定して、"Clear!"と叫ぶ。
離れて!という意味だ。
それと同時に、患者の周りにいた人たちが一斉に下がり、胸にパッドを当ててスイッチを入れ、ドン!という音が出て身体が跳ね上がる。
すごい電気を流していることがわかる。
ドラマだからかもしれないが、たいがいショックを与えることで、心臓の筋肉のけいれんが止まり(除細動)、またモニターから「ピ・ピ・ピ…」という音が出る。

しかし、今日聞いたら、一般の人が使う緊急用のAEDはそれほど高い電圧ではないので、あくまで心臓マッサージとセットで効果を発揮するとのこと。

ERに置いてあるようなものとは違うのだ。

講師の話を聞いていてなるほどと思ったが、電源をつなぐわけではないので、あくまで充電電池を使う。
だから、ショックも弱いし、1回使うと2分ほどチャージの時間がかかる。
ドラマのように、うまくいかなかったからといって、すぐにレベルを上げてもう一回…というわけにはいかない。

やっぱり、胸の上に手のひらを当て、体重をかけて押さえるというマッサージが重要とのこと。

次の改訂では、マウス・トゥ・マウスの人工呼吸はガイドラインから外れるだろうとのこと。
失敗が多く、それよりも気道確保した上で、ちゃんと心臓マッサージをしなさい、ということらしい。

今日は上半身だけのダミーを使って実習したが、結構力がいるし、シンドイ。

でも、一度経験しておいてよかったと思う。

ドラマと現実は違うのだ。



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