考えたこと2

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部首
ワープロを使うようになって、漢字が書けなくなった。

手を動かさないと、やっぱりダメだ。
字を書くのは、会議や出張でメモをとったりする時くらいか…。

読むことはできても、書けない字が増えた。

こないだ、漢字検定2級の問題を見せてもらったが、読みの方はともかく、書く方は難しいなあと思った。

ただ、ひとつ不思議なのは部首についての問題である。
何のためにこの問題があるのだろう…。

漢字検定協会は、漢字に関する能力を上げようとしてやっていると思うのだが、この部首というやつ、どれほど漢字に関する能力に関係しているのか、理解できない。
にんべん、きへん、のぎへん、ぎょうにんべん、さんずいへん、しめすへん、おおざと、こざと、まだれ、やまいだれ…などの偏はわかるのだが、つくりの方がわからない。

あくび、つくえ、うけばこ、はこがまえ、つつみがまえ、いとがしら…何やネンという感じ。

これを知っていて、何かの役に立つのか?と思う。
きっと専門的には役に立つのだろうけれど、漢字検定の2級の他の問題に比べると、レベルが違うだろう。
落とすためにやっているイジワル試験ではないのだから。

実は、こないだ、漢字検定協会の営業の人と話す機会があって、聞いてみた。
その人曰く、「この部分で差がつくので、問題として入れています。でも、配点は下げてますから…」とのこと。

「こんな事、覚えても普通の人は役に立つことないでしょう?」と聞いたら、
「そうですね…」とのことだった。

学生時代に、何の役に立つネン?と思いつつやったことはたくさんあるが、この歳になってみると、やっぱりやっといてよかったと思うこともある。いまだに疑問だ。
さんずいへんは水に関係した文字とかいうことはわかるが、あくび、つくえなどは分類上そうしている、というものもあるのではないか…?

おまけに、日本では漢字の数を制限したときに字体を変えたものもあり、今や字と意味が分離してしまったものもある。

漢字検定協会がやっていることは良いことだとは思うが、部首の問題を出すのなら、部首について、もう少し啓蒙すべきだと思う。

「亜」の部首は「二」です。

これは知らなくてもいいでしょう…。



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