![]() |
2006.08.15 Tuesday
蓄熱器
二酸化炭素の温暖化効果が進んできたのか、冷房の排出熱による温室効果なのか、アスファルト舗装のせいなのか、緑が減ったからなのか、何だかわからないが、外が暑すぎる。
とにかく暑いのだ。 昔は夏休みは、午前中の涼しい間に勉強して…ということで、昼から外で遊ぼうということだったと思う。 事実、外で遊んでいたのだ。 帽子もかぶらず、公園で走り回っていたと思う。 しかし、この暑さなら、昼間に外で遊ぶのは危険行為になるだろう。 外で遊ぶなら、朝の6時頃からでないとダメだ。午前10時くらいになると暑くて外で遊べない。 学校の部活など、昼間は大変だろう…。 熱中症など、昔はなかった。 日射病と言ったが、ちょっと横になって頭を冷やしたら大丈夫…というようなことだったと思う。 死人が出るようなことはめったになかったと思う。この暑さで、死人が出るような状態になってしまった。 たしかに、昔は近所に緑があったし、舗装率も低かった。 それにしても、ここ30年ほどで暑くなりすぎである。 一番大きな違いは、冷房の普及だ。 一台一台のエアコンから出る廃熱…これが要因だと思うのだが。 だからといって、みんなが冷房を入れている以上、一軒だけ切ってもたかがしれているし、効果もほとんどない。 せーの、で一斉に冷房を切ったら、どうなるのだろうか。 かなりの効果が出るような気がする。 冷房は使うけど、一方でお湯は沸かすのだから、冷房の廃熱を利用してお湯を沸かすようなシステムを作り(もうあるが)、それでないと売ってはダメ、というようなことにすればどうだろうか。 技術を進めて、夏の間に蓄熱し、それを冬の暖房に使う、というようなシステムを作れたら素晴らしい。 小さいもので、熱をたくさんためることができるようなものは作れないか? コンパクト蓄熱器である。 夏の熱を溜めて、冬に使い、ついでに冬の廃熱(これは冷たい)も溜めるのだ。 これは夢の機械である。地軸の傾きを補正する蓄熱器だ。 まちがいなく、ノーベル賞をもらえると思う。 |
![]() |