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2025.02.07 Friday
E2E自動運転
自動運転の技術については、アメリカのテスラと中国のBYDが争っている。
最近は低コストのEVを中国勢が投入し、テスラは旗色が悪い。 EV自体が、市場から嫌われ始めたというのもある。 テスラが狙っているのはE2Eの自動運転技術だという。 E2Eというのは、End to Endのことで、「車両周囲の認識から操作までを全面的にAIが担う」というもの。 高精度の地図が不要になり、低コストで自動運転が実現できる。 クルマが知能を持って、自分で判断するということだ。 さらに、自動運転については、高価なレーザーレーダーを使ったり、ミリ波レーダーを使ったりすることが多いが、テスラはカメラだけでやろうとしているとのこと。 そうしないと、電気自動車車の高コストをカバーできないのだろう。 カメラの情報だけで、システムを作るとなると、夜や悪天候などのときにどうするのか、という問題が出てくる。 あくまで手動運転との併用であれば、そういう時には手動で、ということになるのだろうか。 たしか、ベンツの高級車はカメラだけでなく四方にレーダーをつけていたと思う。 コストは度外視しているのだろう。 安全を考えると、二重、三重に見ていることが大事なのだ。 E2Eは従来の制度の地図で、あとはAIとカメラで認識して達成するらしい。 AIの最近の進歩は目覚ましい。 日進月歩だ。 テスラが今まで販売した車両のデーターで、学習させるらしい。 大量の学習データーを持っていることが強みになる。 果たして安価な自動運転技術が開発されるのだろうか。 |
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