考えたこと2

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AI同士の会議
AIの将棋が強くなったのは、AI同士で24時間対戦して学んだから、ということがあったということだ。
AIは電気さえあれば、休みなく学習するから、強い。

それと同じく、AIに人格を与えて、テーマを決めてAI同士で会議をするというアプリケーションが出てきた。
博報堂テクノロジーズが作った、「マルチエージェント ブレストAI」という商品。
とりあえず社内で使うということだ。

これは会議の出席者に応じた人格を与え、その人たちでブレーンストーミングする、という商品開発企画などに使えるらしい。
実際にやったら、10分で会議が終わったという。

たいがい、クセの強い人たちを集めて会議をすると、なかなか結論が出ず、長い会議になりがち。
それが10分で終わるというのはすごい。
AIは人工知能であり、「考える」と言っても、そんなに時間はかからない。
遠慮もないし、空気も読まないから、早いのだろう。

使うAI自体を変えることもできるという。
Chat GPT以外のものも選べる。

これを使って、結論をパワーポイントで出力することもできる。
要するに、博報堂に広告主が「何かいいアイデアないか?」と聞いてきた時に対応するためのもの、という位置づけ。
社外では有料で使わせるのだろう。

記事にはこうも書かれている。

「アイデア出しの時間短縮だけでなく、事前に課題を解決する観点からも効果が見込める。例えば飲料の商品開発であれば、最初のアイデア出しの後に、原材料コストや輸送手段などの検討に進むのが通常のプロセスだ。これに対して、開発担当者や輸送担当者の専門知識・人格を持ったAIを作成し、最初の企画段階から参加させれば、これらの工程も踏まえた検討ができる。」

なるほど。
こういうことがAIでできるようになると、いよいよホワイトカラーの仕事は減るだろう。
もちろん、人間がやる部分は残っているのだろうが、AIの進歩はすごい。
昨日のニュースで、Chat GPTが反応速度を上げて、人間と対話できるようになったと言っていた。

今はまだ、ウソの情報を堂々と言ったりしているが、それもだんだんと改良される。
そうすると、本当に人間の仕事は減ることになる。

一体どうなっていくのだろう。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:42 | comments(0) | trackbacks(0) |