考えたこと2

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アメリカの気候危機
アメリカは言論の自由を大切にする国。
何かの問題に対して、賛成の人がいれば、反対の人もいる。
それらをちゃんと報道する機関がある。

報道機関で言えば、CNNやNYtimesなどはリベラル。
WSJやFOXは保守的なメディア。
そこが健全だと思う。
ちゃんと反対意見が聞けて、どちらかを選べる。

日本の地上波メディアはその点全部リベラルだと思う。
みんな脱炭素は正しく、みんな気候変動対策は正しく、再生エネルギーは安くて正しいエネルギーだという意見。
なぜかというと、危機を煽る方が喜ぶ人がいるからだろう。
それにどれだけのカネがかかるのかは言わない。
それを言うと、そんなことに出すカネはないとみんなが言うからだ。

アメリカは民主党と共和党の2大政党。
民主党はリベラル、共和党は保守、という図式。

統計によれば、災害は激甚化していないし、シロクマも絶滅していない。
シュミレーションの結果は過去すら正しく再現していない。
今年は台風が少なかったが、それに関しては何も言わない。
大きな台風が来たときだけ、温暖化のせいだ、という。

再エネ100%など夢のまた夢で、現状の技術では再エネを増やすことは電気の供給の不安定要因になり、バックアップの発電が必要で、その分コスト高になる。
どうしてそういうアタリマエのことを報道しないのか。

化石燃料を燃やすことでCO2が増え、それによって地球が温暖化しているということは正しい。
そかし、それが気候危機を招くとは限らない。

温暖化の方が、寒冷化よりも死者は減る。
植物も温暖化したほうがよく育つ。
温暖化にもメリットはある。
そんなことは全く報道しない。

アメリカの共和党寄りのメディアは温暖化は認めるが、それに関して危機だとは思っていない。
今度の大統領選で共和党が勝ったら、気候変動対策はだいぶ変わるだろう。

翻って、日本でそういう意見が見られるのはごく一部のネットメディアだ。
今国会で放送法4条の政治的中立のことを云々しているが、ぼくは地上波は中立だとは思わない。

危機を煽るばかり。
コロナ禍でやったとおりだ。

もうすぐ地上波はオワコンになるのだろうが、そうなりたくないのなら、もう少し世界をみるべきだ。

こんなことをしていたら、産業は潰れてしまうぞ。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
JTC
ネットや就職市場でJTCという言葉が使われているらしい。
JTCとはJapanese Traditional Companyの略で、古い体質を引きずる日本の伝統的な会社ということ。
そういう会社は、一部の優秀な若い人には嫌われる。

結局、古い体質というのは年功序列、終身雇用ということだ。
それによって、望まない部署に配属されたり、単身赴任をせられたりするからだ。
また、初任給が安く、スキルがあっても高給がもらえない。

日本の給料が上がらないのも、結局は終身雇用のためだろう。
65歳まで雇うことが前提なら、そう簡単に給料は上げられない。

ぼくがやっている就職支援の仕事でも、文系は全学部全学科という求人がほとんど。
つまり、大学での専門は関係ないのだ。
実際には選考の際に出身学部は見られるのだろうが、実業界はほとんど大学での学びは当てにしていない。
その大学に行った、ということがシグナルになっている。
結局は地頭を問題にしているのだろう。

だから、例えば経済学部を出ても、関係ないところに配属されたりする。
そういうのを配属ガチャ、と呼んている。
デキる若い人たちは、それを嫌うのだ。

今の若い人たちは、一つの会社に長いこといようとは思わないのだろう。
スキルアップして、転職する人が多くなると思う。

前にも書いたが、ソニーなどは得難い人材を得るために、複線の人事政策をやっている。
今まで通りの路線と、高い給料を払うけど、変動もあり下がることも示されている。
仕事の内容に紐付いた給料になっている。
ジョブ型というやつだ。

そうしないと、優秀な人材が取れないからだ。
もはやソニーという名前で優秀な人が来てくれるとは限らないのだ。

いつまでもJTCは存在できないだろう。
それは高度成長期の遺物だ。

ぼくらは、その上でやってきた。
ぼく自信は途中でドロップアウトしたが…。

でも、これからの人は、JTCは敬遠するはず。

それが、必然なのだろう。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 00:06 | comments(0) | trackbacks(0) |