考えたこと2

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生成系AI
最近「ChatGPT」というのをよく見る。
ChatGPTは学習したAIが、その結果をもとに文章などのコンテンツを作ることができるもの。
今までのAIとは違って、ダイレクトに尋ねたことに対して答えてくれる。
チャットボットというやつだ。
ChatGPTは公表から1週間で100万人以上のユーザーを獲得したとのこと。

ChatGPTの使用例がTwitterに出ていた。

「私はもう2年以上働いていません。社会不適合者なので組織で働くのが難しく、再就職もしたくありません。しかし、このままだと貯金が底をつきてしまいます。今後どうすればいいのでしょうか?組織で働くのが苦手の人からの目線で、社会不適合者の専門家として答えてください。」

という問いに対して、ChatGPTは

「社会不適合者として再就職することが難しい場合でも、以下のような方法があります。

1.スキルを活かしたフリーランスとして活躍する。自分の得意なことや知識を活かして、フリーランスとして活躍することで収入を得ることができます。

2.副業で収入を得る。主な収入源としてはならないかもしれませんが、趣味や得意なことを副業として活動し、収入を得ることができます。

3.資格取得やスキルアップを目指す。社会に求められるスキルを身につけることで、再就職するための準備をすることができます。

4.小規模なビジネスを始める。自分の得意なことや趣味を活かして小規模なビジネスを始めることも考えられます。

5.インターネットで収入を得る。オンラインでのアフィリエイトやクラウドソーシング、ブログなどを通じて収入を得ることができます。

また、社会不適合者として働くことが難しい場合でも、生活費を節約する方法もあります。例えば生活費を節約するために節約術を学んだり、自炊をすることも考えられます。また公的支援を受けることもできます。政府が提供している生活保護や就労支援金などを活用することで、生活費を確保することができます。」

という回答。

これがすぐに出てくるのだから、恐ろしい。

他にも画像生成系のDALL-E2というAIもある。
こちらはユーザーが入力したものの意味を識別して、それに基づいた画像を作るというもの。
サイトを見ると、「バイクに乗るピカチュウ」と入力して出てきた画像をみると、そのとおりのものが出てくる。
インターネット上にピカチュウの画像はいくらでもあるので、それを学習するのだろう。
言葉の意味を理解して、画像を生成できるとなると、素人でもフェイク画像は作り放題だ。
さすがに、ここまで来るとイラストレーターの仕事も危なくなってくる。
著作権の問題はどうなるのだろう。

そういえば、中国もそういうものを作っているが、習近平に関する質問をしたら、意に沿わない答えをしたらしく、使用禁止になったというネット上の記事もあった。
本当かどうかわからないが…。

でも、これなら充分に人間の話し相手になりそうだ。

これらの生成系AIはインターネットのコンテンツを学習しているので、それが正しいという保証はない。
そこがややこしいところ。
正しいというか、偏ったものになっている、ということだろう。

ChatGPTは去年の11月に公開されたとのこと。

今はChatGPT-4というものが発表され、一部で使われている。

さらに賢くなった。
なんでも、アメリカの司法試験の上位10%の成績を上げたらしい。

弁護士の仕事もAIに取られていくのだろう。
要は過去の判例や法律、政令などを学習させれば、AIの方が確実だ。
「士」のつく商売は行政書士とか司法書士、税理士などが置き換わるのだろう。

そうすると、それらの仕事を守っている法律が邪魔になる。

でも、変えていかないとダメだと思う。

この変化は大きいぞ。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:02 | comments(0) | trackbacks(0) |