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2023.03.08 Wednesday
震災特集
今週のNHKの朝のニュースは震災特集らしい。
毎日震災関係のことをやっている。 しかし、今朝のニュースはひどかった。 東電の処理水の放出のニュース。 いまだに処理水を放出するとよくない、という印象の取材ばかり。 科学的に問題ないし、世界の原発ではそういう水が放出されている。 そういう事実を報道して、処理水は安全だと報道するべきなのだ。 3月7日の記事をみると、「処理水とはどんなもので、どうしてここまで増えてしまったのだろうか」などと書いてある。 空から降ってくる雨を貯めて、さらに処理したものが処理水だとどうして言わない。 雨を際限なく貯められるはずがない。 バカでも分かる理屈だ。 どうしてそういう記事の書き方をするのか。 IAEA(国際原子力機関)も海洋放出を勧告しているのだ。 空から降ってくる雨を無限に貯めることなどできない。 「やはりもっとも気になるのは、風評被害などを懸念する地元の声にどのように応えようとしているのかということだ。」 そもそも、風評被害をおこしているのはマスコミだ。 マスコミが汚染水だといい、トリチウムの危険性を煽り、それで風評被害を大きくしている。 なんで、処理水は安全だから放出すると言えないか、不思議だ。 放射能が怖い、ということを煽ったほうが見る人をひきつけるのだろう。 それを好む人たちの方が視聴者には多いのだろう。 「専門家」が好きなNHKが、こともあろうに全国の18歳以上の人たちにアンケートしている。 だいたい、こんなことは一般の人に効いても意味がない。 「計画どおりであれば影響はほとんどないというものの、政府や東京電力が信用できるのか。全国の人が正確な情報を知らなければ再び福島の水産物などへの風評が広がるのではないか。」 それを報道するのが、マスコミではないのか。 政府は大丈夫だと言っているではないか。 NHKは一体何を考えているのか。 これでは風評被害は収まるわけがない。 福島に対する偏見を助長するような報道は、もうやめてもらいたいと切に願う。 |
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