考えたこと2

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イギリスのWikipedia
英語圏、特にイギリスでのWikipediaの扱いは、日本とだいぶ異なるらしい。
イギリス在住の日本人ジャーナリストがツイッターでつぶやいていた。

とにかく、左派の書き込みがひどいと言っている。
引用すると、

「日本の頭が悪い人は、すぐにWikipediaを参照
しかし英語圏大学でまともな授業ではWikipediaは参考文献として認められないし、小学校低学年で参照してはならないソースとして学ぶ
参照するのは7歳よりバカな証拠」

イギリスでは小学校で、そういうことを習うという。
その事自体にびっくりした。

念の為、イギリスにいる人にも聞いてみたが、その通りという返事。
やっぱりそうなのだ。

まともな大学なら…、と書いてあるから、日本でもそうなのかもしれない。

もともとがフリーの百科事典で、だれでも編集できるというシステムだから、内容の保証はできない。
査読もないからだ。
微妙な問題については、編集合戦も起きるらしい。

それに加えて日本語版では国別の協会も組織されておらず、管理者数も少ない。
「秀逸な記事」の比率が英語版に比べて低く、多くの批判があるのも事実。

Wikipediaによると、

「管理者歴14年の青子守歌は2020年9月18日のネット配信番組『ABEMA Prime』の中で、記事の信頼性について「全く信用できない」と語った。「これは私の意見だが、おそらくWikipediaの中の人に聞くと、ほとんどが『信用できない』と言うと思う。一生懸命やっているが(自信をもって信用できると言えるには)全然及ばない」。信頼性が今後上がっていくかについても、ことばを濁しながら「100年かかるか、1000年かかるか正直わからない。皆さんや私が生きている間にWikipediaが信頼できるようになっていくかというと、ちょっと疑問かなと思うところはある」と述べている。」

と書かれている。

いくら性善説を信じても、人によって善の方向が違うから、どうしようもない。

でも、ぼくが便利だと思うのは、ポップカルチャーなどに関する記事。
いつ頃どんな番組があったとか、そんな正式の辞典に載らないようなもの。
それについては、信じられると思っているのだが…。

イギリスの評価は正しいのだろう。

困ったものだ。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:32 | comments(0) | trackbacks(0) |