考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< February 2022 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 >>
+SELECTED ENTRIES
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
スーツを着ること
ぼくはスーツを何着か持っているが、もう着ることはないだろうと思う。
このスーツというのは、上下揃えという意味。
ブレザーとスラックスはまだ現役だ。

うちの息子達はITのエンジニアをやっているが、スーツなど着ない。
入社時に作った1着だけだ。
まあ、年齢が上がれば、作る機会もあるかもしれないが、ぼくらの時代とは違っているだろう。
長男は会社の新入社員向けの紹介のページに出たことがあるが、その時はヘッドフォンを首にかけて、カジュアルな姿で写真を撮られていた。
スタイルはともかく、ヘッドフォンはびっくりしたものだ。

そんな時代だから、スーツ専門店が不調なのは無理もない。

昔は、OEMのプレゼンや海外でのプレゼンなどのイベントの時は、スーツで臨んだ。
そういう時代だった。
一度アメリカでプレゼンしたときに、今日はカジュアルデーだからとすまさそうに言われたこともあった。
あわてて、ネクタイだけ外した覚えがある。
あれは確か阪神大震災の年だったはず。
96年はまだそういう文化だった。

もちろん入社時はスーツ。
母が当時流行っていた三つ揃えを買ってくれた。
あのベストはほとんど着なかった。

入社時のスーツは太ってしまって、着られなくなって捨てた。
そういえば、1着だけメルボルンで買ったスーツは置いてある。
1986年だったか。
今なら着れるかもしれない。

最後にスーツを来たのは2年前くらいだったか。
オンラインになる前の冬だ。
ブレザーの人もいたが、何となくスーツで仕事に行っていた。

冬は今でもネクタイをしている。
就職支援という仕事柄、模擬面接などもあるので仕方ない。
リクルートスーツというものがある限りは、続くんだろう。
さすがにアパレルやサービス業以外の業界では、私服で面接というところはほとんどない。
私服でもOKというところはあるが、学生が迷って結局スーツで行くことが多い。

今はアメリカのテレビに出てくる弁護士でも、上下揃えのスーツを着ていることは少ないように思う。
法廷でもノータイだったりする。

それでも、節目のときにスーツを着るという文化はしばらくは続くと思う。

50年後はどうかと言われると、心もとないが…。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:20 | comments(0) | trackbacks(0) |