考えたこと2

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魂抜き
仏壇の魂抜きの儀式をした。
尼崎の浄土真宗の僧侶が来て、お経を読む。
仏壇の中の過去帳だけ、持って帰るようにという指示。
なかなか面白いお坊さんだった。

これから在家でお参りするときは、水もいらないし、ご飯を備えておく必要もない。
時々、特別な日や、赤飯などの特別なご飯を炊いた時は、供えて、手を合わせて、すぐに下げて食べてかまわない。
うちは浄土真宗の西本願寺で、念仏は南無阿弥陀仏。
その念仏もとなえなくてよい。
念仏というのは、それを唱えたいと思ったときに唱えることに意味がある。

必要なのは過去帳と阿弥陀様の絵が描いてあるもの。
別に仏壇はいらないらしい。
あの坊さん、いくつくらいなのだろうか。
50は超えていると思うが、今時の信仰を伝えてくれた。
1世代を30年として、開祖の親鸞が亡くなって25世代。

何人の先祖がいるだろう、と聞く。
ぼくは2の25乗だから、1億人くらいかと言った。
惜しいが近い、3300万人だという.
それだけの仏が貴方を守ってくれているという。

なんとなく納得してお経を詠んで、無事魂は抜けた。
なんとなくスッキリした。
父が田舎か持ってきたおそらく100歳近い仏壇は役目を終えた。

きっと新品の時は金ピカだったのだろう。
三代にわたって引き継がれた歴史に終止符を打つ。
損な役目だと思う。

でも、そんな歴史を思えば供養料の数万円は安いと思った。

ついでに、第二次大戦で戦死した祖父の靖国神社のお札が残っているのだが、どうしたらいいか聞いたら、無料で何か呟きながら拝んでくれて、これで魂は抜けました、と言ってくれた。

お門違いの神道のもついでにやってくれたのだ。

ありがたいことだと感謝してお帰りいただいた。

合掌。




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