考えたこと2

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おくすり手帳
年をとると身体のいろんなところが悪くなり、いろんな病院や医院を受診して、たくさんの薬をもらうことが多い。
大きなレジ袋にいっぱい薬を入れてもらって、調剤薬局から出てくる人をよく見る。
本当に全部薬をのんでいるのだろうか。

薬のサイトを見ると、いろんな薬があり、そのそれぞれに副作用が書いてある。
副作用も、どの程度の確率で発症するかわからないが、多岐にわたるものも多い。
おまけに、飲み合わせというのもある。
これとこれをのんだら、調子が悪い、ということだ。

山ほど薬をもらっていたが、全部やめたら調子良くなったという話も聞いたことがある。

ぼくが不思議でならないのは、どうしてそういうチェックを電子的にやらないのか、ということだ。
医療の多様化が進んで、一人の患者が多くの医療機関で薬をもらう。
それを全部患者で紐づけして、一人の患者がのんでいる薬の種類と量を調べる。
これなら人手も要らないし、自動でできるのだ。

薬の名前だけでなく、含まれている成分などでもチェックできる。
こういうことにコンピューターを使わないのは罪だと思う。
AIなど必要なく、薬のテーブルと副作用、飲み合わせのデーターがあれば可能。
もちろん、医療費の大幅削減になる。
もっと真剣に考えてやってもらわないといけない。

第一、歩いて医療機関に行くこともできない高齢者が多いのだ。
薬をもらいに行くのも一苦労。
そんな状態で処方薬のオンライン化をしないのはオカシイ。

去年の5月にようやく特区が設けられ、服薬指導のオンライン化の検討が始まった。
遅いとは思うが、やるだけマシだ。

さらに、こないだマイナンバーを健康保険証にする、ということが出ていたが、これは決め手になる。
マイナンバーで患者と処方箋を結びつけることができる。

年金で騒いでいるが、医療費はもっと増える。

早く手を打つべきだ。



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