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2019.06.06 Thursday
今日は何の日?
6月6日は楽器の日らしい。
ツイッターに出ていた。 芸事の稽古は6歳の6月6日から始めるといい、というならわしにちなんでいるとのこと。 6月6日は、指を折って数えると、ちょうど6の時に小指が立つことから、「子が立つ(子供が独立する)」縁起のいい日とされているらしい。 普通に親指を折るところから1つ、2つと数えるとそうなるが、ぼくは癖で指を全部折った状態から小指を伸ばして1つ、2つと数えるので、そうはならない。 しかし、一般的にはそういうことだ。 6歳、というのは、能の大家である世阿弥が言ったこと。 そのころから基本を教えるといい、と「風姿花伝」という本に書いてある。 芸事で大成する人たちは、だいたい小さい頃からやっているのは事実。 歌舞伎の人たちは、初舞台はだいたい6歳くらい。 バイオリンやピアノなら、少なくとも6歳ころから始めていると思う。 絶対音感をつけようと思うと、少なくとも5歳か6歳には始めないと難しいらしい。 ぼくがギターを始めたのは中学2年だから、14歳。 絶対音感など逆立ちしても無理だ。 世阿弥は能を念頭に置いて書いた。 実際に能を見たことはほとんどないが、あの独特の動きを体得するのは難しいと思う。 だから、6歳から始めないといけない。 しかし、666という3つ並びは、どちらかというとホラー映画オーメンのダミアンで有名。 ヨハネの黙示録からきている、縁起の悪い方の数字だ。 習い事を始める日、というのとは程遠い。 今の日本では、6月6日は楽器の日ということだ。 楽器を演奏すると、脳が活性化して、認知症予防にもなるという。 これから高齢者になる人は、ぜひ楽器をやればいい。 こないだ見に行ったブラザーズ・フォアなど、最年長で80歳。 本当に元気だった。 認知症などどこ吹く風、という感じ。 楽器の日は認知症予防の日だ! |
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