![]() |
2019.06.12 Wednesday
おくすり手帳
年をとると身体のいろんなところが悪くなり、いろんな病院や医院を受診して、たくさんの薬をもらうことが多い。
大きなレジ袋にいっぱい薬を入れてもらって、調剤薬局から出てくる人をよく見る。 本当に全部薬をのんでいるのだろうか。 薬のサイトを見ると、いろんな薬があり、そのそれぞれに副作用が書いてある。 副作用も、どの程度の確率で発症するかわからないが、多岐にわたるものも多い。 おまけに、飲み合わせというのもある。 これとこれをのんだら、調子が悪い、ということだ。 山ほど薬をもらっていたが、全部やめたら調子良くなったという話も聞いたことがある。 ぼくが不思議でならないのは、どうしてそういうチェックを電子的にやらないのか、ということだ。 医療の多様化が進んで、一人の患者が多くの医療機関で薬をもらう。 それを全部患者で紐づけして、一人の患者がのんでいる薬の種類と量を調べる。 これなら人手も要らないし、自動でできるのだ。 薬の名前だけでなく、含まれている成分などでもチェックできる。 こういうことにコンピューターを使わないのは罪だと思う。 AIなど必要なく、薬のテーブルと副作用、飲み合わせのデーターがあれば可能。 もちろん、医療費の大幅削減になる。 もっと真剣に考えてやってもらわないといけない。 第一、歩いて医療機関に行くこともできない高齢者が多いのだ。 薬をもらいに行くのも一苦労。 そんな状態で処方薬のオンライン化をしないのはオカシイ。 去年の5月にようやく特区が設けられ、服薬指導のオンライン化の検討が始まった。 遅いとは思うが、やるだけマシだ。 さらに、こないだマイナンバーを健康保険証にする、ということが出ていたが、これは決め手になる。 マイナンバーで患者と処方箋を結びつけることができる。 年金で騒いでいるが、医療費はもっと増える。 早く手を打つべきだ。 |
![]() |