考えたこと2

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副業のすすめ
アメリカのミレニアル世代(1987年〜1995年あたりに生まれた人たち)の約半数が副業を持っているという記事があった。
年齢でいうと、20代後半から30代前半の人たち。
労働者全体で言うと、4人に1人が副業を持っているという。
フルタイム、パートタイムを問わず、何らかのかたちでフリーランスの仕事を得ている労働者は5670万人もいるそうだ。

配車サービスのウーバー(Uber)などのインターネットの仕組みができて、フリーランスで働きやすくなっている。
そういう環境も手伝っているのだろう。
カード決済がネットで簡単にできて、報酬を受け取れることも大きい。
運転手が乗り手を評価し、乗り手が運転手を評価するというシステムも効果がある。
ネットの仕組みが個人と企業、仕事を結びつける。

ぼくもCrowdworksという会社に登録だけはしている。
ネットの原稿書きの仕事だ。
得意分野を書いておくと、時々メールで仕事のオファーが来る。
まだ実際にやったことはないが、時間ができたらやってみようと思っている。
ネットの記事のいくらかは、こういう仕組みでフリーランスの人が書いているのだろう。

日本でも2018年に厚労省がモデル就業規則を、原則自由ということで改定している。
しかし、日本で正社員で働いている人たちは、終身雇用制度のために職務範囲が明確でないから、副業はしにくいだろう。
でも、これは雇用制度の流動化が進めば変わってくると思う。
ジョブ型が増えてくるだろう。そうしないと優秀な人材は確保できないからだ。
新卒一括採用の制度が崩れ始めているのも、根っこは同じだろう。

だから、今の若い人たちはそういう時代に備えなくてはいけない。
それでなくても、人生100年と言われているのだから、キャリアのポートフォリオも考えておかなくてはならない。
会社の定年制はいずれなくなるだろうし、間違いなく会社が労働者の生涯にわたって面倒見るなどということはできない。

趣味の延長で小遣い稼ぎができれば、それに越したことはない。
これからは滅私奉公の時代ではないのだから、時間をとって得意なことを伸ばして、それを教えるというのもありだ。

今就職活動をしている人たちも、そういう意識を持って仕事を選んでほしい。




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