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2016.01.27 Wednesday
農業用アシストスーツ
クボタという会社、農機具のメーカーだ。
そこが農業用のアシストスーツを開発した。 単3電池4本だけで稼働する。 ただし、単三電池はひじの固定用のバルブの開閉用で、実際にモーターで動いて力を貸すわけではない。 ひじが下がらないように、支えるためのスーツだ。 これを適当な角度にセットして作業すると、腕を持ち上げていなくても、肘の位置が高い所になるので、腕を上げる作業が楽になる。 値段が12万9600円とちょっと高いが、実際に使われている。 主には、ブドウ・ナシの農家用に開発された。 長時間腕を上げて作業することが多く、それを背中に背負ったスーツで分散して支えるので圧倒的に腕が楽になるらしい。 腕を上げて作業をするとか、そういう工場の勤務でも使われている。 阿波おどりの関係者からも引き合いがあるとのこと。 なかなか面白い。 こういうちょっとした工夫は日本の企業は得意だと思う。 今まで生産者が若い世代だったから、無理をしても作業できた。 でも、世の中高齢化社会。 年をとっても作業ができるように、ということだ。 先進国では、こういう技術はこれからどんどん必要になっていく。 こういうアシストスーツはこれからの発展分野だろう。 日本企業の強みを発揮してほしいと思う。 |
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