考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< April 2012 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+SELECTED ENTRIES
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
テレビの報道
テレビの報道の目的は何なんだろうか。

センセーショナルな場面を見せることが、その目的とは思えない。
むき出しの怒りとか、謝罪とか、象徴的な場面は報道の価値はあると思うが、それだけを映すことはあまり価値があるとは思えない。

その報道は文章で十分だと思う。
十分だと思えるほどひどいことであれば、アナウンサーが事態を説明すればいいのだ。

怒っている方も、それを全国に映されて気持ちがいいハズがない。
テレビの報道番組は何か勘違いしていないか。
あれは、プライベートの場面だと思う。
それを映すというのは、良識がない。
たとえ映していても、上層部がそれを使わなければいい。

そういう場面を見て、気持ちのいい人がいるだろうか。

少なくとも、テレビは昔は茶の間、今はリビングでみんなで見るものだろう。
衛星放送ができ、ケーブルテレビができ、インターネットに追われ、テレビ業界は苦しい状況なのはわかる。
しかし、明らかにやり過ぎだろう。
演技でも何でもなく、むき出しの怒りを延々と映す行為。

あれは、パパラッチの行為だと思う。

ひどいのはわかったから、もうちょっと理性的にやってくれ。


| | 考えたこと | 22:35 | comments(0) | trackbacks(0) |
フェイスブック
フェイスブックというソーシャルネットワーキングシステムが流行っている。

テレビで若い人事のメンバー3人が、面接した学生のフェイスブックのサイトを見て、友だちの数や書かれたコメントをチェックし、採用を決めた、という特集をやっていた。

一方、フェイスブックの自分のサイトをどう作るべきか、というサービスをしている会社があるらしい。
写真はアップで笑顔がいいとか、友だちの数は何人以上とか、どんなコメントは良くてどんなのが悪いとか…。

なんだかバカバカしくて、見ていられない。
3人の人事担当が、マジメな顔で話し合っている様子をみて、笑ってしまった。

自分たちは人を見る目がありません、と言っているようなものだ。
3人揃って大まじめにパソコンを覗いている。

採用された若者も、よかった、と嬉しそうな顔をしている。

みんなどうなっているのか。
世の中オカシイ。

フェイスブックというのは、映画で見たが、もともと大学生が誰が一番カワイイかとかいうことをネタにして、友だち同士がつながっていく、というサイトだろう。
基本的に、私生活の友だちのつながりだ。
そのオフのつながりを評価してどうするのか。

みんな、自分のことを振り返って考えてみるといい。

オフでハメを外しても、かまわない。
すべての面で「いい人」を採ろうと思うと、結局可もなく不可もない人しか採れないだろう。

そういうつもりなら、いくらでもやればいい。



| | 考えたこと | 00:38 | comments(0) | trackbacks(0) |