考えたこと2

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不思議なコード
習うたびに不思議だと思うコード(和音)がある。

今日はラスト・ワルツを習ってきたが、思わぬところで出てきた。
それがディミニッシュというコード。

ドからドまで、半音が12個ある。
ドを起点に、半音3つ離れた音を積んでいくと、ド・ミ♭・ソ♭・ラとなる。
これがディミニッシュと呼ばれるコード。
不思議な響きだが、思いのほかよく出てくる。

常に半音で3つ離れた音を重ねているので、ミ♭を起点にしても、ミ♭・ソ♭・ラ・ドとなって、ドを起点にしたコードを同じもの(もちろん、ベースの音は違うが…)になってしまう。
ということは、一つのコードで4つを表しているようなものになる。

これは、ギターでいうと、4フレット動かしても同じ構成音ということになって、すごくわかりやすい。

ラスト・ワルツでも、サビの部分のいいところで顔を出す。

ぼくは違うコードを当てはめていたのだが、先生はここはディミニッシュで…という。

鳴らしてみると、「あ、これや」という響き。

不思議なもので、前後の流れに関係なくこのコードだけを弾くとオカルト映画の効果音のような音がするのだが、曲の中でここというところで使うと、聞いている人をハッとさせる響きになる。

いまだに使うところがピンと来ないところが情けないが、不思議であると同時にステキなコードだ。

半音3つずつ離れた等間隔というイメージが、幾何学的な感じがして、頭の中では正方形のコードという気がしている。

正方形の響き…これがいいのかな。

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