考えたこと2

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ワルツ
ポップスでは、三拍子の曲は少なくなった。

クラシックやバロックの時代はもっと多かっただろう。
ダンスの音楽として、たくさんのワルツが作られたということもある。
フラメンコのように、三拍子の民族音楽もある。

でも、歌う曲としては、三拍子の曲は少ないような気がする。
統計をとったら、何らかの形で発表された音楽における三拍子の比率は、減少の一途をたどっているのではないか。
エイトビートという言葉はよく聞かれるが、シックスビートというのはあまり聞かない。

知っている範囲で古いところでは、プレスリーの「テネシー・ワルツ」、ビートルズの「ノルウェイの森」。
「ムーン・リバー」、「ケ・セラ・セラ」もそう。菅原洋一が歌っていた、「知りたくないの」もあった。
こないだ、NHKの朝のドラマで歌っていた五木ひろしの「ふるさと」も三拍子だ。

竹内まりや、aikoは時々三拍子の曲を書いているが、ユーミンは書いてないような気がする…。

ぼくが知っている中で、一番好きな三拍子の曲は、"The Last Waltz"だ。
エンゲルベルト・フンパーディンクという長い名前の歌手が歌っている、1960年代の曲。

 バンドが奏でる最後のワルツで、部屋のすみにいたシャイな女の子と踊って、恋に落ちた。
 それでも、さよならを言ってその女の子は去っていった。
 終わってしまって、何も言うことはない…でもラストワルツは流れている…。

そんな失恋の歌だが、メロディが素晴らしい。

これこそ、ワルツ…三拍子のベストだ。

そんな曲、ありますか?



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