考えたこと2

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心が若ければ…
トニー・ベネットという歌手がいる。
もう80歳だが、現役だ。

「想い出のサンフランシスコ」という曲が有名。メロディを聴けば、知っている人がたくさんいるだろう。

昨年、80歳になって、記念のアルバムを出している。
知らなかったのだが、こないだ録音してもらって聞いた。

そうそうたる顔ぶれの人たちとのデュエットである。
どんな人たちかというと…スティービー・ワンダー、ポール・マッカートニー、バーブラ・ストレイザンド、ジェームズ・テイラー、エルトン・ジョン、スティング…本当にすごい人ばかりである。

歌を聴いても、とても80歳とは思えない。
自己管理もちゃんとして、ボーカリストとして現役を続けているんだろう。これこそベテランとしかいえない…というアルバムだ。

これを聴いていると、人は時間で歳をとるのではない、ということがわかる。
50年以上にわたって、ショー・ビジネスの世界で歌い続け、第一線で活躍しているのだ。

何が彼をそんなことができるようにさせているんだろうか。

健康であること、楽しみを持つこと、家族にめぐまれること…そんなありきたりなことなんだろうか…。

Tony Bennett.netというページに、このアルバムのことや彼の生い立ちが書かれているが、その最後にこう書いてあった。

Tony Bennett is living proof that fairy tales can indeed come true when you're young at heart.

心が若ければ…ということらしい。

素直に感動し、笑い、泣き、怒り、未知のものへの寛容さをもつ…そんなことだろうか。
年をとってもそんな心を持ち続けられる人は、多くはないと思う。

でも、そんな人ばかりになれば、高齢化社会が来ても大丈夫だ。
中年の今から、そういう心を持たないといけない。

しかし、自分をふり返ってみると…ちょっと苦しいかもしれないなあ。


| | 音楽 | 17:59 | comments(0) | trackbacks(0) |