考えたこと2

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Seeing is believing
最近、習うことの重要さがわかった。

ギターでいうと、習うことの大きなメリットは、上手な人の演奏をじかに見ることである。
これは想像以上に大きな影響がある。

音楽だから、すごい演奏はCDなどでいくらでも聞ける。
しかし、聞くのと実際に目の前で見るのは、とんでもない違いなのだ。

CDなどを聞いて、すごいなあ、上手だ…と思う。
でも、自分でマネして弾いてみようとか、弾けるだろうとか、そんなことはなかなか思えない。

ところが、そのCDを先生のところに持っていって、弾いてもらって、それを見ると…それだけで、やってみようという気になる。
そばで見たから、技術的にわかった…という感じではない。
やってみよう…という気持ちになるというのが大きいのだ。(もちろん、100%できるわけはないのだが。)

難易度は高くても、先生がやっているのを見ると、そこに立っている壁の高さが下がり、やってみようと思う…その気持ちだ。
なにも、先生と同じように弾けるはずだ、などと不遜なことは考えていない。
がんばってやれば、できるかもしれない…という気持ちの垣根が下がることが、実際に目の前で見ることの効果なのだ。

これこそ、「百聞は一見に如かず」だと思う。

でも、ニュアンスは英語の"Seeing is believing."の方が近い。

見ることは、信じること…それが習うことの大きな効用だ。

新聞で学校のことがいろいろ言われているが、生徒が自分の力を信じて、やってみようと思わせること、これが授業の役目なのかもしれない。

習うことは、"Seeing is believing."なのだ。


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