考えたこと2

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引き出しのたくさんある人生
ある年齢まで生きていると、いろんな人に会って、その人はどんな人か?という引き出しが頭の中にできる。
ステレオタイプ、類型分類・・そんなことだ。

ああ、あれは高校時代のあいつと同じタイプや、とか、おー、あいつと同じ字を書いてるとか、スポーツ得意なんや、とか、意外と優柔不断なヤツや、とか・・・ふとしたことで、あっ、この引き出しや、という感じで分類の引き出しに入っていく。
そういう分類をして、この引き出しのタイプの人だから、きっと気が合うだろうとか、逆につき合わない方が良さそうだとか、人を見て判断して、人付き合いをしている。そうですよね?

誰か、新しく会った人は、だいたいはどこかの引き出しに入る。
たまに、最初に入った引き出しが間違いだった、という事もある。
「それ、取ってきて」というような、たった一言の言葉で、引き出しがころっと入れ替わる、という感覚、ないですか?
あー、そうやったんや、という入れ換えである。
良い方向に行く人もいれば、悪い方向に行く人もいる。

すべてに明確にラベルが貼られているわけではなく、「保留」というのもある。

知り合って間もないときには、みんな保留だが、たいがいはすぐにどこかに入っていく。

長いこと、保留にとどまる人もいる。
そういう人は、魅力がある、ということだろう。
今までなかったタイプの人、ということだから。
そのうち、新しい引き出しを作り、「いいやつ」というラベルをつけて入れるのだ。

たくさんの引き出しを作り、「いいやつ」に類するラベルをたくさん貼れる人生は、すごくいい人生だと思う。

そんな出会いをたくさん持てればいいですね。


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