考えたこと2

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キャンプファイアー
いつから人間は火を使い出したのか・・・。

ここ数年、この季節になると、キャンプファイアーを経験している。
夕方、日が落ちた直後くらいに、積み上げた薪に火をつけて、それを囲んでみんなで座る。

キャンプファイアーが進行するにしたがって、夜のとばりが降りてくる。
時々、積んである薪が崩れたりして、火の粉が上がる。

だいたい、キャンプファイアーをやろう、というようなところは、人里離れていて、人工の光のないところだ。
だから、都会にはない、本当の夜の闇がある。
その闇の中に炎が燃えさかり、火の粉が上がるという光景は、誰の心をも打つと思う。
深遠な気持ちで、僕らはどこから来たんだろう、という問いを思ってしまう。

火を使い出した人間は、今や地球上の主になり、全ての生物の生き死にの鍵を持っている。

あの火を見て、神聖さを感じて、人類はどこから来たのか・・・などと考えたら、あまりアホなことは出来ないと思う。

だから、G8の会議や国連総会で、年に一度は各国代表でキャンプファイアーをやればどうだろうか。

昼間の会議で、熱くなって自国の利益にこだわったりしたことを、スタンツにして笑いとばしたりすれば、翌日にはお互いにまるく収まるような結論が出たりしないだろうか。

・・・そんなに簡単ではないと思うけど、夜の闇の中で、火を囲んで輪になって座るという行為は、人間を深いところで結びつけるような気がする。だからこそ、キャンプファイアーなどという営みがずっと続けてこられたんだと思う。

どうですかね、国連主催のキャンプファイアー。
マンハッタンではできないだろうが、ちょっと離れれば、いいところがたくさんあるのではないか。



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