考えたこと2

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ネコの好きな音楽
ウィスコンシン大学マディソン校というところが、特定の動物が好きな音楽、というテーマで研究論文を発表している。

発表先はApplied Animal Behavioral Scienceというところ。
論文の概要の英語を読むと、動物の行動に影響を及ぼす音楽というのを理論的に開発し、ネコ向けの音楽を作った。この音楽はネコがとても好み、興味を持つ…、と書いてある。

3種類の音楽があって、試聴ができる。

・「Spook's Ditty」(猫の興味をひく鳴き声を組み込んだ。猫の興味と好奇心を高める)
・「Cozmo's Air」(喉をゴロゴロ鳴らす音がベース。共感系)
・「Rusty's Ballad」(チュパチュパいう音。安心して気持ちよくなる)

MP3の形式なので、パソコンで再生できる。
すべて、普通の楽器で演奏されたものだ。

聞いたら意図はわかるが、本当にネコが喜ぶだろうか。
論文によると、統計的に普通の音楽に比べて、ネコが聞き入ったりするらしい。

本当にそうなら、興味深い結果だが…。

人間で考えると、個人のばらつきが大きい。
クラシックが好きな人がいるかと思えば、あれを聞いたら寝るという人もいる。
オペラが好きな人もいるが、あんな金切り声のどこがいいのかという人もいる。
ヘビメタが好きな人もいれば、フォークが好きな人もいる。

だから、演繹的には、万人(ネコ)受けする音楽などないような気がする。

それでも、こういう研究をする大学がある、ということに感心する。

この大学、1849年設立であり、Wikipediaによると「ウィスコンシン大学マディソン校はウィスコンシン大学システムの中核校(本校)であり、20以上の学部を擁する総合大学である。一般的に「ウィスコンシン大学」という場合、マディソン校(本校)を指す。米国の州立大学の中では難関校として知られ、特に、工学、化学、物理学、社会学、政治学、経済学などの分野においては、Gorman Report などの専門調査機関における評価が高い。」とある。
卒業生と教員合わせて18名がノーベル賞受賞者だった。
遊び半分でやっているわけではなさそうだ。

まあ、こういうのがわかったら、いろんな応用ができそうだ。
ペットだけでなく、家畜や凶暴な動物もいるから、いろんなアイデアがありそうだ。

ムダな研究テーマはないということか…。



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