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2013.07.04 Thursday
遺伝子の仕組み
親子が似るのは遺伝子のためだ。
現在はそういうことがわかっている。 人間の細胞には全て遺伝子が入っている。 一つ一つの細胞の中に、身体全体を作る図面が入っている、と言っていい。 子どもは親の遺伝子を半分ずつ引き継ぐ。 だから、そのどちらの特性が出るかはわからない。 この遺伝子の仕組みはすごくよくできている。 あまりによくできているので、誰かがこの規則を作ったのではないかとさえ思われる。 人の遺伝子とハエの遺伝子はそんなに変わらないらしい。 8割は一緒だという。 ということは、残りの2割が人間を人間たらしめているという事になる。 一体、どこの誰が生物を考えたのか。 こうなると、神が出てこざるを得ない。 いろいろな宗教が、現世の救いを言っている。 救いというのは、結局その人が頼んだことだろう。 要は助けてほしい、ということだ。 しかし、この遺伝子の事実を知ると、本当に誰かが考えて作ったのだとしか思えない。 そういうのを、神というとすると、神はいるかもしれない。 親と子で気質や見た目や性格が似る。 でも、同じではない。 こういうことを考え出すと、人間は神を作らざるを得ない。 これが新しい宗教の元になるものだと思う。 今や人間は人間を作ることができる。 これはどこまで進むのか。 あるところから先は、それこそ神の領域だろう。 そこを犯したら、神の怒りを買うのだろう。 21世紀の終わり頃に、どうなっているか…。 |
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